バラの香りに包まれながら、ゆったりとした時間を過ごしてみませんか?
滋賀県草津市にある「草津川跡地公園 de愛ひろば」のローズガーデンは、旧草津川の跡地に整備された美しい公園の中でもひときわ華やかな存在。約100種類のバラが咲き誇り、アーチや壁、ベンチなど見どころもたくさん。春と秋には見頃を迎え、写真映えスポットとしても人気を集めています。本記事では、見頃の時期やアクセス方法、楽しみ方まで、ローズガーデンの魅力をたっぷりとご紹介します!
草津川跡地公園「de愛ひろば」ローズガーデンとは?
草津川跡地がバラ園に生まれ変わった理由
かつて「天井川」として知られていた草津川は、川の水面が周囲の地面よりも高いという珍しい構造を持っていました。長年にわたって地域にとっては自然の一部でありながら、洪水などのリスクも抱えていたため、川は埋め立てられ、公園として整備されることになりました。その跡地にできたのが「草津川跡地公園」です。その中心的エリアのひとつが「de愛ひろば」と呼ばれるゾーンであり、この場所は市民の憩いの場として整備されました。そしてその一角に、バラの美しさを存分に楽しめるローズガーデンが誕生したのです。
このローズガーデンは、単なる花壇ではなく、かつての川だった空間を活用して、花と人が触れ合う新しいかたちの公共空間として設計されました。市民参加型のクラウドファンディングで整備された経緯もあり、多くの人の想いが詰まった場所でもあります。今では春と秋の見頃になると、色とりどりのバラが咲き誇り、地元はもちろん、他府県からの観光客も訪れるほどの人気スポットとなっています。
草津川跡地公園「de愛ひろば」ローズガーデン 基本情報
名称 | 草津川跡地公園「de愛ひろば」ローズガーデン |
住所 | 滋賀県草津市大路2丁目4番11号付近(草津川跡地公園内) |
アクセス | JR草津駅東口より徒歩約10分 |
開園時間 | 常時開放(イベント時を除き入園自由) |
入場料 | 無料 |
見頃の時期 | 春:5月中旬〜6月初旬 / 秋:10月中旬〜11月上旬 |
駐車場 | あり(草津市営駐車場・有料) |
トイレ | あり(公園内に複数設置) |
ペットの入園 | 可(リード必須・マナーを守ること) |
問い合わせ先 | 草津市都市計画課(TEL: 077-561-2381) |
約100種のバラが咲く美しいエリア
ローズガーデンには約100種類ものバラが植えられており、その種類の豊富さに驚かされます。赤・ピンク・黄・白と、色とりどりの花が咲き誇る光景はまるで絵本のよう。品種ごとに開花時期や香り、花の形が異なり、バラの奥深さを感じられる空間となっています。それぞれのバラの名前が書かれたプレートも設置されており、ただ美しさを楽しむだけでなく、花について学ぶこともできます。
特に見頃を迎える春と秋には、一斉に開花したバラが風に揺れ、ローズガーデン全体がふんわりとした甘い香りに包まれます。まさに癒しの空間。ガーデニングが好きな方や、花の写真を撮るのが好きな方にはたまらないスポットです。品種には有名な「ピエール・ドゥ・ロンサール」や「ブルームーン」なども含まれており、ファンの多い花たちがそろっています。
地元住民の憩いの場としての役割
このローズガーデンは、ただの観光スポットにとどまらず、地域の人々にとって大切な憩いの場でもあります。平日にはベビーカーを押した親子連れや、犬の散歩をする人々、読書を楽しむシニア世代の姿もよく見られます。ベンチや芝生エリアが点在しており、ふらりと立ち寄ってゆったり過ごせる場所になっています。
特に春と秋のバラの季節には、地元の学校や福祉施設との連携で、花に親しむイベントや自然観察会なども行われており、地域ぐるみでこの空間を育てていることが感じられます。「自分たちのまちにこんなに素敵な場所がある」と誇りを持つ声も多く、観光客だけでなく、地域の人々にとっても大切な場所になっています。
公園とローズガーデンの調和した魅力
「de愛ひろば」全体は、旧草津川の跡地を活かした長い帯状の公園となっており、散歩やジョギングにぴったりのコースが整備されています。そのなかで、ローズガーデンはひときわ華やかなスポットとして設計されており、他のゾーンとの自然なつながりが魅力です。たとえば、芝生広場や木陰のベンチ、音楽イベントが開催されるステージエリアなどと調和し、訪れる人の目的に応じた過ごし方ができるのです。
散策の途中にふらっと立ち寄ってバラを楽しんだり、ゆっくり腰を下ろして写真を撮ったりと、自然と人の生活が交差する場所として、うまくデザインされています。公園全体を歩いてみると、「ただのバラ園」ではない、まち全体の魅力が詰まったスポットだと感じられます。
ローズガーデンの全体マップを紹介
初めて訪れる方でも安心して楽しめるよう、ローズガーデン内には園内マップが設置されています。地面にも案内サインが描かれており、どこを歩けばどんなバラが見られるかがわかりやすく表示されています。園内の中央にはアーチ状のバラトンネルがあり、そこを中心に左右に品種ごとの植栽ゾーンが広がっています。
また、道幅も広めに確保されていて、ベビーカーや車椅子の方も安心して回遊できるユニバーサルデザインになっています。案内板にはQRコードが付いていて、スマホで読み取れば詳細な品種紹介や開花状況をチェックすることも可能。観光ガイドを見なくても現地で情報が完結するのも、現代的で便利なポイントです。
バラの見頃と季節ごとの楽しみ方
春と秋、見頃の時期はいつ?
草津川跡地公園のローズガーデンは、年に2回のバラの見頃を迎えます。ひとつは春の5月中旬から6月初旬ごろ、もうひとつは秋の10月中旬から11月上旬です。どちらも気温が過ごしやすく、バラの開花に適した季節で、花の色づきや香りも最高の状態になります。特に春は、冬を越えたバラたちが一斉に咲き始め、ガーデン全体が色とりどりの花で満たされる姿は圧巻です。
一方、秋の見頃は春よりやや小ぶりな花が多くなりますが、空気が澄んでいるため花の香りがより感じやすく、落ち着いた雰囲気の中でバラを楽しめるのが魅力です。また、秋は紅葉とバラのコラボレーションが楽しめる時期でもあり、写真好きな方にも人気です。見頃のタイミングは年によって多少前後することがありますので、訪問前に市の公式サイトやSNSで開花状況を確認するのがおすすめです。
見頃のピークに訪れるメリット
バラ園を訪れるなら、やはり開花のピークを狙って行くのが一番のおすすめです。なぜなら、ピーク時には品種ごとに異なる花の姿がそろい、美しさが最大限に引き出されているからです。園内に足を踏み入れた瞬間から広がるバラの香りは、心も体も癒してくれます。満開のバラに囲まれながら歩くだけで、非日常的な体験ができるのがこの時期の特権です。
また、開花ピーク時にはガーデン内のアーチや壁面のつるバラも見事な姿になり、まるで花のトンネルを歩いているかのような感覚になります。記念撮影にも絶好のチャンスです。地元ボランティアによるガイドツアーや、バラに関するミニイベントなども行われることが多いため、ピーク時は情報も多く、園内をより深く楽しむことができます。
季節ごとに異なるバラの表情
同じバラでも、季節によって見え方や印象が変わるのをご存知ですか?春のバラはやや大きく、華やかで柔らかい色合いが特徴です。気温が穏やかで日照時間も長いため、花びらがゆったりと開き、ふんわりとした印象になります。春のバラはとにかく「可憐」や「華やか」という言葉がぴったりです。
それに対して秋のバラは、やや小ぶりで引き締まった形をしており、色も濃く発色される傾向があります。空気が乾燥していることから香りがよりはっきり感じられ、「上品」や「落ち着き」がキーワードになります。この違いを知っていると、同じ品種のバラでも、春と秋で写真に撮る角度やタイミングを変えて楽しむことができるのです。
バラ以外の花も楽しめる時期は?
ローズガーデンと聞くと「バラだけの花壇」というイメージを持たれるかもしれませんが、実は他の季節にもさまざまな花々が楽しめるのが「de愛ひろば」の魅力です。たとえば、春先にはチューリップやパンジーが咲き、園内を明るく彩ります。夏にはラベンダーやマリーゴールドなどが見られ、バラとはまた違った色合いと香りを楽しめます。
秋にはコスモスやダリアが咲くスポットもあり、バラとの共演が見事です。特にバラとコスモスが同時に咲く時期には、ピンク系の色味がガーデン全体をやさしく包み込み、まさにインスタ映えする景色となります。また、ガーデンの周囲には桜や紅葉など季節を感じる木々も植えられているので、季節ごとの花散歩を楽しむのにも最適な場所です。
気温・天候とバラの開花の関係
バラはとてもデリケートな植物です。開花には気温や日照時間が大きく関わっています。一般的に、気温が20〜25度程度になると花が開きやすくなり、バラの香りも最も引き立つと言われています。逆に、気温が高すぎたり低すぎたりすると、開花が遅れたり、花が早くしおれてしまうこともあります。
また、雨が多い日が続くと花びらが傷みやすくなり、せっかくの美しいバラも見た目が崩れてしまうことがあります。天気予報を確認しながら、晴れた日を狙って訪れるのがベストです。特に午前中の早い時間は、朝露をまとったバラがキラキラと輝き、香りも強く感じられるのでおすすめです。自然のコンディションを味方につけて、最高のバラ体験を楽しみましょう。
撮影スポット&映えポイント完全ガイド
アーチ状のバラトンネルが人気
草津川跡地公園のローズガーデンで最も人気のある撮影スポットといえば、やはりアーチ状のバラトンネルです。赤やピンクのつるバラがアーチに絡みつき、空を覆うように咲き誇るその姿は、訪れた人々の心をとらえて離しません。このトンネルを通るだけで、まるでバラの世界に迷い込んだかのような感覚に包まれ、まさに「非日常」を感じられる場所です。
アーチは春と秋の見頃に合わせて、満開のバラで彩られます。特に朝の柔らかな光が差し込む時間帯や、夕方の黄金色の陽射しがトンネルを包む時間帯は、写真映えのベストタイム。家族写真やカップルでの記念撮影にぴったりで、週末には多くの方がカメラやスマートフォンを手に、このアーチを背景に笑顔を収めています。
また、花のアーチの下にはベンチも設置されており、バラの香りに包まれながらちょっとした休憩も可能です。周囲には案内板も設置されており、アーチに使われているバラの品種や開花のタイミングについての情報も掲載されているため、鑑賞だけでなく学びの場としても活用できます。
バラの壁でロマンチックな写真を
アーチ状のトンネルだけでなく、園内には壁のようにバラが並んで咲く「バラの壁」も点在しています。この壁は、つるバラやシュラブローズ(木立性バラ)を支柱やフェンスに沿って配置したもので、高さ2メートルほどに育ったバラが立体的に咲き乱れるさまは壮観です。背景として使うと、まるで映画のワンシーンのような写真が撮れると評判です。
このバラの壁では、特に淡いピンクや白の品種が人気で、ウェディングフォトのようなロマンチックな雰囲気が楽しめます。訪れる人たちは、花の壁の前でポージングを決めたり、スマホのセルフタイマーを使って映えるショットを狙ったりと、思い思いに過ごしています。
また、花の高さが大人の目線に合わせて作られているので、立ったままでも自然な構図で写真を撮りやすいのがポイント。スマホでも十分に美しい写真が撮れますし、撮影アングルを少し斜めからにすることで、奥行きのある立体的な写真に仕上がります。SNSにアップしたくなる1枚が撮れること間違いなしです。
ベンチとバラの組み合わせが映える!
バラ園の中には、バラの花壇に囲まれるように配置されたおしゃれなベンチがいくつもあります。このベンチに座るだけで、自分がバラの絵画の中にいるような感覚になれるのが魅力です。特に人気なのは、ベンチの背後にバラが密集して咲くスポット。背中に花を背負って座ると、まるで自然のフォトブースのような構図になります。
カップルで仲良く座るもよし、ひとりでゆっくり読書する姿を撮ってもおしゃれです。また、お子さんがベンチにちょこんと座っている様子も可愛らしく、家族連れの記念写真にも最適です。バラと人との距離が近くなるように設計されているため、構図に迷うことなく美しい一枚を撮ることができます。
背景のバラの色によって雰囲気も変わるので、いくつかのベンチを巡ってお気に入りの撮影スポットを見つけるのも楽しいです。園内を歩きながら「この角度がいいかも?」と探している時間もまた、バラ園を訪れる醍醐味の一つです。
午前・午後で変わる光のマジック
バラ園を訪れる時間帯によって、撮れる写真の雰囲気が大きく変わるのをご存じですか?実は、午前と午後で光の入り方や影の出方が変わるため、同じ場所でも違った印象の写真を撮ることができるのです。特に午前中の9時〜10時ごろは、朝の柔らかい光が花をやさしく照らし、ふんわりとしたナチュラルな写真に仕上がります。
一方、午後3時〜4時ごろになると、太陽が傾き始め、逆光や斜光が演出される時間帯に。バラの花びらが透けて輝くように見えるため、幻想的で印象的な写真を狙うには絶好の時間です。夕暮れが近づくと、園内は少しずつ落ち着いた雰囲気になり、バラと夕陽のコントラストも魅力的な一枚になります。
撮影時には、スマホでもOKですが、できれば露出調整やピント合わせができるカメラアプリを使うと、光をうまく活かした写真が撮れます。また、午前と午後、両方の時間帯に訪れて撮影するのもおすすめ。1日の中で変化するバラ園の表情を、ぜひカメラに収めてみてください。
カメラ初心者でもキレイに撮れるコツ
「写真はあまり得意じゃない」「スマホだけど大丈夫?」という方でも、ローズガーデンでは十分に映える写真が撮れます。まず意識してほしいのが構図と背景です。バラにグッと寄って撮るよりも、背景に他の花や緑、空などをうまく入れてあげると立体感が出て美しい仕上がりになります。
また、バラを撮るときは正面だけでなく、少し斜め上や真横から撮ってみるのもおすすめ。花の重なりや奥行きが出て、自然な陰影が写真に深みを与えてくれます。スマホの「ポートレートモード」を使えば、背景をふんわりぼかして花にピントを合わせたプロっぽい写真も撮れます。
さらに、朝や夕方の光を利用すれば、特別なフィルターを使わなくても柔らかい光で幻想的な雰囲気に。撮影後は、明るさとコントラストを少しだけ調整するだけでぐっと完成度が上がります。スマホひとつでOKなので、ぜひ気軽にトライしてみてください。
アクセス・駐車場・周辺施設まとめ
最寄駅「草津駅」からの徒歩ルート
草津川跡地公園「de愛ひろば」ローズガーデンへのアクセスは、公共交通機関がとても便利です。最寄駅はJR東海道本線の「草津駅」。京都駅から新快速で約20分、大阪からでも約50分ほどと、関西圏からのアクセスが良好です。
草津駅に着いたら、東口(琵琶湖側)を出て、ロータリーを抜けて「草津市立草津小学校」方面へ徒歩約10分。大路二丁目交差点を超えると、旧草津川の跡地に作られた帯状の公園が見えてきます。そこが「草津川跡地公園 de愛ひろば」です。公園内に入ってから数分歩くと、ローズガーデンのエリアにたどり着きます。
ルートには案内標識も整備されており、初めて訪れる方でも迷いにくい設計になっています。また、Googleマップなどで「de愛ひろば」や「草津川跡地公園 ローズガーデン」と検索すれば、正確な位置情報が表示されるため、スマホを片手に気軽に訪れることができます。駅からのアクセスが良いため、遠方からの日帰り散策にもぴったりです。
駐車場の場所・料金・混雑傾向
車で訪れる場合は、草津市が運営する市営の駐車場を利用するのが便利です。ローズガーデンに一番近いのは「草津市営草津駅東口駐車場」や「草津川跡地公園駐車場(大路口)」です。いずれも公園まで徒歩5〜10分程度の距離にあり、ナビで「草津川跡地公園」または「草津市大路2丁目」と設定するとスムーズです。
料金は一般的な時間貸し制で、最初の1時間が200円、以降30分ごとに100円程度となっています。1日最大料金も設定されているので、ゆっくり散策したい方でも安心です。支払いは現金のほか、交通系ICカードやスマホ決済に対応しているところもあります。
ただし、春と秋のバラの見頃シーズンは特に混雑が予想されるため、午前中の早い時間に到着するか、公共交通機関の利用を検討するのがおすすめです。周辺のコインパーキングも含め、休日は早めに満車になるケースがあるので、事前に駐車場情報を確認しておくと安心です。
自転車やバスで行く場合の情報
草津川跡地公園は、実は自転車でのアクセスもとても快適です。草津駅周辺にはレンタサイクルのサービスもあり、「くさつ電動シェアサイクル」などを活用すれば、観光ついでに周辺エリアを広く巡ることができます。バラ園周辺には駐輪スペースも複数設置されているため、自転車利用者にも優しい設計です。
また、バスを利用する場合は、「草津駅東口」から草津市コミュニティバス「まめバス」や近江鉄道バスが出ており、「大路二丁目」バス停で下車すれば、ローズガーデンまでは徒歩5分ほど。荷物が多い方や、歩行に不安がある方にも安心のアクセス手段です。
市内にはレンタル電動キックボードなどのモビリティも試験導入されているエリアがあり、天気の良い日にはちょっとした街なか観光気分も楽しめます。どの方法を選んでも、公園の立地が良いためストレスのないアクセスが実現します。
周辺のトイレ・コンビニ情報
散策中に気になるのが、トイレやコンビニの場所です。草津川跡地公園内には複数の公衆トイレが設置されており、ローズガーデンからもすぐの位置にあります。公園整備が新しいため、トイレも比較的清潔に保たれていて、安心して利用できます。
また、最寄りのコンビニは草津駅東口周辺にファミリーマートやローソンなどがあり、駅から公園までの道中で立ち寄ることができます。お弁当や飲み物を調達してから公園に向かえば、ピクニック気分でゆっくり過ごすことも可能です。
花に囲まれた自然の中とはいえ、ちょっとした用事を済ませられる設備が整っているのは、公園としての魅力の一つ。女性や小さなお子さん連れの方でも安心して訪れることができるのが「de愛ひろば」の大きな特徴です。
公園内の休憩スペースとベンチ紹介
ローズガーデン内には、バラの鑑賞をゆったり楽しめる休憩スペースやベンチが点在しています。木陰のベンチ、バラのアーチの下、芝生広場の隅など、さまざまな場所にベンチが用意されており、歩き疲れたときに一息つくのにちょうど良い設計です。
中でも人気なのは、花壇に囲まれた「フォトスポットベンチ」。ここでは自然光が差し込むなか、バラを背景にリラックスした写真が撮れることから、SNS投稿用の撮影にもおすすめです。また、ベンチのそばには案内板や花の説明が書かれたプレートもあり、休憩しながら花の知識も深めることができます。
芝生エリアではレジャーシートを敷いてくつろぐ家族連れや、静かに本を読む人の姿も見られます。休憩スポットが多く設けられているため、誰でも自由に、気軽に立ち寄れる雰囲気が魅力のひとつです。
おすすめの過ごし方と周辺グルメ情報
朝の散歩コースとしての魅力
草津川跡地公園のローズガーデンは、朝の時間帯に訪れるとより一層魅力が引き立ちます。特に朝9時前後は人も少なく、静かで落ち着いた雰囲気の中で散策を楽しめます。バラの花は朝露に濡れてキラキラと輝き、空気も澄んでいて、香りもとても鮮やかに感じられます。日中と違って暑さも和らいでいるため、季節の変わり目でも快適に歩けるのもポイントです。
朝のローズガーデンは、心をリセットしたいときや、前向きな気持ちで一日を始めたいときにぴったり。駅から近いので、通勤前やモーニングの前に少し立ち寄るといった過ごし方もできます。実際に、地元の方の中には毎朝散歩コースとして利用している方も多く、ランニングやストレッチをしている姿も見かけられます。
また、朝の時間帯は写真撮影にも最適です。柔らかな自然光が花びらをやさしく包み、スマホのカメラでも驚くほどきれいな写真が撮れます。朝の静けさと美しさに包まれながら、心地よい一日のスタートをきることができる、それがローズガーデンの朝の魅力です。
ピクニックにぴったりな芝生エリア
ローズガーデンの周囲には、広々とした芝生エリアが広がっており、ピクニックにも最適なスポットです。バラを鑑賞した後に、ゆったりと腰を下ろして、お弁当を広げたり、持参したコーヒーで一息ついたりと、思い思いの時間を楽しむことができます。特に春や秋は気温もちょうど良く、外で過ごすには最高の季節です。
芝生エリアは平坦で広く、子どもが走り回って遊べるスペースも十分あります。レジャーシートや折りたたみチェアを持っていけば、まるで小さなアウトドア気分。周囲には木陰の場所もあるので、日差しが強い日でも快適に過ごせます。また、公園内はペットの散歩もOKなので、愛犬と一緒にのんびり過ごすのにもぴったりです。
ゴミ箱や手洗い場も整備されており、清潔に使えるのも嬉しいポイント。静かな自然の中で、心も体もリラックスできるひとときを過ごせる、ローズガーデン周辺の芝生エリアはまさに「大人の癒しスポット」と言えるでしょう。
草津駅近くのおすすめランチ3選
ローズガーデンをゆっくり楽しんだあとは、美味しいランチでお腹を満たしたくなりますよね。草津駅周辺には、地元食材を使った料理が味わえる魅力的な飲食店が点在しています。ここではおすすめのランチスポットを3つご紹介します。
① 湖の駅 草津店(和食)
滋賀県産の近江米や旬の野菜、鮒寿司などの郷土料理が楽しめる和食レストラン。おばんざいの小鉢がついた定食スタイルで、観光客にも地元民にも人気です。
② T’s★STAR DINER(洋食・カフェ)
アメリカンスタイルのカフェで、ボリューム満点のハンバーガーやパンケーキが楽しめます。木のぬくもりを感じるおしゃれな店内で、バラ園の写真整理をしながらのんびりできるのも魅力。
③ サルティンボッカ(イタリアン)
地元野菜をふんだんに使ったパスタやピザが評判のイタリアンレストラン。ランチセットは前菜・ドリンク付きでコスパも◎。女子会やカップルにもおすすめ。
これらの店舗はすべて徒歩10分圏内なので、散策後にも立ち寄りやすく、草津観光の流れにぴったりです。
カフェで一休み♪おすすめスイーツ店
たくさん歩いた後は、ちょっと甘いものが食べたくなりますよね。草津駅周辺には、休憩にもぴったりなカフェがいくつかあります。中でも特におすすめなのが、「サンミカフェ」と「カフェ・リブロ」です。
サンミカフェは、地元食材を使った手作りスイーツが魅力のカフェ。人気メニューは「近江抹茶のロールケーキ」と「季節のフルーツタルト」。ナチュラルなインテリアの中で、ゆっくりとティータイムを楽しめます。店内にはWi-Fiも完備されていて、写真の整理やSNS投稿にも便利です。
カフェ・リブロは、本屋と併設されたブックカフェで、静かに読書しながらコーヒーやケーキを楽しめるのが魅力。おすすめは「キャラメルナッツチーズケーキ」と「自家製ジンジャーラテ」。落ち着いた雰囲気なので、おひとりさまでも入りやすい空間です。
どちらのカフェもローズガーデン帰りにぴったりな立地で、疲れた足をゆっくり休めることができます。花とスイーツで心も体も満たされる、そんな贅沢な時間を過ごしてみてはいかがでしょうか。
家族・カップルでの楽しみ方アイデア
ローズガーデンは、家族でもカップルでも楽しめる万能スポットです。まず家族連れには、広い芝生や遊具があるエリアもすぐ近くにあるため、お子さんを思いっきり遊ばせながら、大人はバラを楽しむことができます。また、園内にはバリアフリー対応のトイレや休憩所も整っており、ベビーカーやシニア世代にも優しい環境です。
カップルには、バラのアーチやフォトスポットでの記念撮影がおすすめ。花に囲まれて自然に微笑む姿を写真に残せば、きっと思い出の一枚になるはずです。また、ピクニックランチを持参したり、近くのカフェでゆっくりおしゃべりを楽しんだりと、デートコースとしても満足度の高い一日になります。
さらに、春や秋にはバラ祭りなどのイベントも開催されるため、そのタイミングに合わせて訪れるとさらに楽しみが広がります。昼間は花と自然を、夕方はカフェや駅前でのんびり。そんな過ごし方ができるのも、このローズガーデンならではの魅力です。
まとめ
草津川跡地公園「de愛ひろば」のローズガーデンは、滋賀県草津市にあるバラ好きにはたまらないスポットです。約100種のバラが咲き誇るこの場所では、春と秋に美しい見頃を迎え、多くの人々が花の香りと風景に癒されています。アーチ状のバラトンネルや壁のように咲くバラ、バラに囲まれたベンチなど、撮影スポットも豊富で、カメラ初心者でも十分に映える写真が撮れるのも嬉しいポイントです。
アクセスも良好で、草津駅から徒歩10分圏内。周辺にはカフェやグルメスポットも多く、ピクニックやランチを楽しむのにも最適なエリアです。家族連れ、カップル、おひとり様まで、さまざまなシチュエーションで楽しめるバラ園として、今後ますます注目されることでしょう。
自然と調和した都市公園で、バラの魅力をゆっくりと味わうひとときを、ぜひあなたも体験してみてください。
