梅雨の季節になると、ふと見たくなるのがあじさいの花。色とりどりに咲くあじさいは、どこか懐かしくて、心がほっとする風景ですよね。
今回は、滋賀県日野町にある自然体験型テーマパーク「ブルーメの丘」で楽しめるあじさい鑑賞を中心に、その見どころやおすすめの過ごし方をご紹介します。初めて行く方にも分かりやすく、雨の日でも安心して楽しめるコツもたっぷり詰め込んでいますので、ぜひお出かけの参考にしてみてくださいね。
ブルーメの丘のあじさい、見頃は今！いつ行くのがベスト？
ブルーメの丘のあじさいの特徴
滋賀県日野町にある「ブルーメの丘」は、四季折々の花が楽しめるテーマパーク。中でも6月から7月にかけて咲くあじさいは、初夏の風景を彩る名物のひとつです。
園内では、ボート池の外周を中心に約78株のあじさいが植えられており、紫や青、ピンクといった色とりどりの花が水辺を囲むように咲き誇ります。規模はそこまで大きくないものの、自然に囲まれた落ち着いた雰囲気の中でゆっくり花を楽しめるのが魅力。写真を撮りながら、池のまわりをのんびり歩くひととき…そんな癒しの時間が過ごせる場所なんです。
また、あじさいは同じ株でも花色が変化することもあるので、訪れるたびにちょっとした発見があるのも楽しみのひとつかもしれません。
見ごろはいつ？開花時期の目安
あじさいの見ごろは、一般的には梅雨入りの頃から始まります。ブルーメの丘では、毎年6月上旬〜7月中旬があじさいの開花シーズン。特に6月中旬〜下旬が見ごろのピークとされています。
以下の表に、参考として2025年の予測スケジュールをまとめてみました：
| 年度 | 開花開始 | 見ごろのピーク | 終了時期 |
|---|---|---|---|
| 2025年 | 6月初旬 | 6月中旬〜下旬 | 7月中旬ごろ |
最新の開花状況は、ブルーメの丘の公式Instagramやホームページで随時発信されていますので、訪問前にチェックしておくと安心ですよ。
雨の日でも楽しめる魅力とは
「梅雨の時期に花を見に行くのって、どうなんだろう…」と感じる方もいらっしゃるかもしれません。でも、あじさいは雨に濡れることで花びらの色がより鮮やかに見える植物。曇りや小雨の日こそ、写真映えするチャンスなんです。
また、雨の日は人も少なめで、静かに花を眺めたい方にはむしろおすすめ。傘を差しながら歩く風景も風情がありますし、濡れた石畳や木々とのコントラストがとても美しいんですよ。
足元だけは少しぬかるむこともあるので、防水スニーカーや滑りにくい靴があると安心です。
観光客が少ない穴場時間帯
せっかくなら、混雑を避けてゆっくり散策したいですよね。ブルーメの丘は広々としているので平日であれば比較的ゆったりと見て回れますが、特におすすめなのは開園直後の午前10時ごろ。人が少なく、光の加減もちょうどよくて写真撮影にもぴったりです。
また、午後の遅めの時間帯（15時以降）も比較的空いている傾向があります。観光バスの団体客が引いた後なので、のんびりした雰囲気で過ごせますよ。
天候別の楽しみ方と服装アドバイス
梅雨時期のお出かけは天気に左右されがちですが、あじさい観賞にはそれぞれの天候の良さがあります。
- 晴れの日：あじさいの色合いが淡く見え、明るい写真が撮れる
- 曇りの日：コントラストが柔らかく、落ち着いた雰囲気に
- 雨の日：花が濡れて色が濃く、幻想的な風景に
服装については以下を参考にしてみてください
- 雨の日：レインコート＋防水スニーカー or 長靴
- 曇り〜晴れの日：帽子やUV対策グッズを持参
- 朝夕は肌寒く感じることもあるので、薄手の羽織りがあると便利
季節を感じながら、自然の中で深呼吸する時間。そんなゆったりしたひとときが、ここブルーメの丘には待っています。
あじさいと一緒に撮りたい！映える撮影スポット
人気のフォトジェニックエリア紹介
ブルーメの丘のあじさいを訪れたら、写真におさめたくなる瞬間がたくさんありますよ。特におすすめのエリアは、ボート池のまわりに咲くあじさい群。水辺の反射と花の色が美しく重なり合って、まるで絵画のような一枚が撮れます。
さらに、白いウッドフェンスと背景の山々を一緒に写す構図も人気。自然と人工物のバランスが絶妙で、旅の記録としてだけでなく、SNSに投稿しても注目されやすいポイントなんです。
また、晴れた日には青空とあじさいの色のコントラストが素敵なので、背景に空を大きく入れてみるのもおすすめ。逆に曇りや雨の日は、しっとりと落ち着いた雰囲気を活かして、アップの接写で撮ると味わいが増しますよ。
カメラ初心者でもキレイに撮れるコツ
「スマホで撮るだけなんだけど、少しでもキレイに撮りたい…」そんな方に向けて、簡単にできる撮影のコツをいくつかご紹介しますね。
- 逆光ではなく、順光か斜光を意識すると、花の色が自然に映えます。
- 花の目線に合わせて、しゃがんで低い位置から撮ると奥行きのある構図に。
- 背景に余計なものが写り込まないよう、少し角度を変えてみるのもポイント。
- 雨粒がついた花は、マクロモードで近づいて撮るとドラマチックな雰囲気に。
- 写真に深みを出したいときは、木の葉や柵を前景に入れると◎。
どれも難しいテクニックではないので、試しに何枚か撮ってみて、自分らしい写真を見つけてみてくださいね。
カップル・家族向けのおすすめ構図
せっかくなら、思い出の一枚を残したいですよね。カップルや家族で撮影する場合は、以下の構図がおすすめです。
- あじさいを背景にして並ぶシンプル構図：表情が引き立ちます。
- 手をつないで歩く後ろ姿を撮る構図：自然な雰囲気が出て人気。
- あじさい越しに人物をフレームイン：花を前景にして奥行きを演出。
- ベンチや橋などと一緒に撮影：ブルーメの丘ならではの風景が加わります。
撮る側も撮られる側も、リラックスして楽しむのがいちばん。完璧じゃなくても、そのときの空気感が伝わる写真って素敵なんですよね。
撮影マナーと注意点
花を楽しむ場ですから、マナーもしっかり守りたいもの。以下の点に気をつけながら、気持ちよく撮影を楽しみましょう。
- 花壇や立ち入り禁止区域には入らない
- 三脚使用時は周囲の通行を妨げないように配慮
- 他の来園者の写り込みに注意する（特に子ども）
- 雨の日は足元が滑りやすいので無理な姿勢は避ける
- 撮影のために長時間場所を占有しない
ほんの少しの気遣いで、みんなが気持ちよく過ごせます。撮ったあとは、しっかり感謝の気持ちを持って次の場所へ。
SNSで人気の投稿例とハッシュタグ
最後に、SNSで人気のある投稿例や使えるハッシュタグをご紹介します。旅の記録や思い出をシェアする際の参考にどうぞ。
人気投稿スタイル
- 花と人物をうまく組み合わせたポートレート
- 曇り空でも美しく見せるアップの構図
- 「#今日はどこ行く？」的な日常感のある1枚
よく使われているハッシュタグ
- #ブルーメの丘
- #あじさいスポット
- #滋賀観光
- #花のある暮らし
- #映えスポット関西
自分の感性に合わせて投稿すれば、共感してくれる人がきっと見つかりますよ。
滋賀・ブルーメの丘ってどんな場所？
アルプス風の風景が楽しめるテーマパーク
ブルーメの丘は、滋賀県蒲生郡日野町にある自然体験型のテーマパークです。その名前の「ブルーメ（Blume）」はドイツ語で「花」という意味。名前の通り、季節ごとに咲くさまざまな花々と、牧歌的な風景が広がる癒しの空間です。
園内は、まるでヨーロッパの田園風景のような雰囲気。白い木造の建物や、丘陵地に広がる牧草地、風車やレンガ造りの道などがあり、非日常を感じられる場所として人気です。特に30代〜50代の女性には、自然の中でリラックスできる旅先として好評なんですよ。
広々とした敷地内には、四季折々の花々が植えられ、訪れるたびに違った表情を見せてくれます。春はチューリップ、夏はひまわりやラベンダー、秋はコスモス…と、あじさいだけでなく、年中花を楽しめるのが嬉しいポイントですね。
季節ごとの花が楽しめる自然豊かな施設
ブルーメの丘は、ただの花スポットではありません。季節ごとに楽しめるイベントや花の演出が充実しており、まるで“花のカレンダー”のような場所なんです。
| 季節 | 主な花 | 特徴 |
|---|---|---|
| 春（3〜4月） | チューリップ、菜の花 | 色鮮やかな花畑で写真映え抜群 |
| 初夏（6〜7月） | あじさい、ラベンダー | 雨に濡れてもしっとり美しい |
| 夏（7〜8月） | ひまわり、ジニア | 夏休みのお出かけにぴったり |
| 秋（9〜10月） | コスモス、サルビア | 涼しい気候で散策も快適 |
このように、何度訪れても新しい発見があります。「前回と違う季節にまた来てみようかな…」なんて気持ちにもなるんですよね。
子ども連れにも人気のアクティビティが充実
花を楽しむだけでなく、家族連れにもうれしい体験型のアクティビティがたくさん用意されているのもブルーメの丘の魅力です。
特に人気なのは、「ふれあい動物広場」。アルパカやヤギ、ウサギなどと直接触れ合うことができ、小さなお子さんでも楽しめます。また、バーベキュー施設や芝すべり、ゴーカートなど、外遊びが好きな子どもにもぴったりのアトラクションが充実。
花に癒されたい大人も、元気に遊びたい子どもも、それぞれが満足できるバランスの取れたスポットと言えるでしょう。
アクセス方法と周辺情報まとめ
ブルーメの丘へのアクセスは以下の通りです：
- 【電車＋バス】
- 近江鉄道「日野駅」から「ブルーメの丘行きバス」で約15分（※土日祝運行）
- 【車】
- 名神高速「八日市IC」または「蒲生スマートIC」から車で約20〜30分
- 無料駐車場あり（約3,000台分）
車でのアクセスが基本となるため、ドライブがてらの観光に最適です。道中には地元の道の駅やカフェなどもあり、ゆっくり巡るのも楽しいですよ。
入園料金や営業時間の最新情報
※2025年6月時点の情報（公式サイト確認済）
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 入園料（中学生以上） | 1,500円 |
| 入園料（小学生） | 800円 |
| 幼児（3歳以上） | 400円 |
| 営業時間 | 10:00〜17:00（最終入園16:00） |
| 休園日 | 毎週水曜日（繁忙期は変動あり） |
入園料はリーズナブルな設定なので、気軽に立ち寄れるのも嬉しいポイント。チケットは現地購入のほか、公式サイトから前売りを購入することも可能です。
自然に囲まれた場所で、心と体をゆったりリセットしてみませんか？
あじさい鑑賞と一緒に楽しみたい体験
ふれあい動物広場で癒されよう
ブルーメの丘に来たら、あじさいだけでなく「ふれあい動物広場」もぜひ立ち寄ってみてください。こちらは、アルパカやヒツジ、ヤギ、ウサギなどと直接ふれあえる人気のスポット。特にお子さま連れのご家族には大好評ですが、大人の方でも思わず笑顔になってしまう癒しの時間が待っています。
柵越しではなく、実際にエサをあげたり、背中をなでたりできるのが嬉しいポイント。動物たちは人懐っこく、写真を撮るのにもぴったりなタイミングがたくさんあります。
季節ごとの動物イベントも開催されることがあるので、あじさいを楽しんだあとは動物たちに癒されて、心もほっこりさせてみてはいかがでしょう。
手作り体験工房でお土産作り
旅の思い出を形に残したいなら、「手作り体験工房」もおすすめ。ブルーメの丘では、陶芸・キャンドル・革小物などの体験ができる工房があり、初めての方でも気軽に参加できます。
中でも人気なのは、オリジナルキャンドル作り。ガラスの器に好きな色の砂を重ねて、ジェルを注ぎ込むと、自分だけの可愛いキャンドルが完成。あじさいをモチーフにした色合いにしてみるのも素敵ですね。
旅先でのクラフト体験は、ただ「見る」だけでなく「作る」楽しさも味わえるので、お友達同士やご夫婦での思い出作りにもぴったりです。
レストラン＆カフェで味わう地元グルメ
歩き疲れたら、園内のレストランやカフェでひと休みしましょう。ブルーメの丘には、地元の食材を使ったメニューを提供する飲食店が数カ所あります。
- 【レストラン ブルーメ】
- 滋賀県産の近江牛を使ったメニューが人気。ボリュームたっぷりで食べ応え◎
- 【カフェ コーラル】
- 軽食やスイーツが揃うカフェ。ラベンダーソフトクリームがSNSでも話題
- 【バーベキューテラス】
- 自然の中でのんびり楽しむバーベキューは、ファミリーに大好評
食事の前に軽くあじさいを眺め、満腹になったあとまたゆっくりと散策するのもいいですよね。地元ならではの味を楽しみながら、非日常のひとときを満喫してみてください。
季節限定イベント情報
ブルーメの丘では、あじさいのシーズンにも合わせた季節限定のイベントが開催されることがあります。
例えば、あじさいにちなんだフォトコンテストやスタンプラリー、週末には地元アーティストによる青空ライブなども予定されることも。イベントは不定期開催なので、公式サイトやSNSでチェックしておくと◎です。
こうしたイベントを目的に訪れるのもいいですし、偶然の出会いもまた旅の醍醐味。訪れた日に何が行われているかを楽しみにするのもおすすめですよ。
おすすめモデルコース紹介
「どう回ればいいか迷ってしまう…」という方に向けて、半日で楽しめるおすすめのモデルコースをご紹介します：
午前（10:00〜）
- 開園と同時に入園、あじさいエリアをゆっくり撮影＆散策
- レストランで早めのランチ（混雑を避けたい方に）
午後（13:00〜）
- 動物広場でふれあい体験 → そのまま手作り工房へ
- カフェでスイーツタイム or お土産選び
この流れであれば、自然・グルメ・体験がバランスよく楽しめて、充実した1日が過ごせますよ。
雨の日も安心！ブルーメの丘を快適に楽しむコツ
傘やカッパの持参ポイント
梅雨の時期に訪れると、やっぱり気になるのが「雨対策」。ですが、ブルーメの丘では雨の日だからこそ楽しめる魅力もあるんです。
まず、持参したいのがしっかりした傘とレインコート。特に写真を撮る予定がある方は、両手が空くカッパやポンチョタイプが便利です。風が強い日は傘が使いにくいので、フード付きのレインウェアがあると安心ですよ。
足元も滑りやすくなるので、防水加工のあるスニーカーやレインブーツがおすすめ。せっかくのあじさい散策が不快にならないよう、ちょっとした装備でぐっと快適に過ごせます。
また、晴雨兼用の折りたたみ傘なら、天候が変わりやすい季節にも対応しやすくて便利ですよ。
濡れずに過ごせる施設紹介
雨の日でも屋根付きのスペースや屋内施設を上手に使えば、ブルーメの丘はじゅうぶんに楽しめます。
以下に、雨でも快適に過ごせるスポットをまとめました：
| 施設名 | 特徴 |
|---|---|
| 手作り体験工房 | 室内でクラフト体験ができる人気スポット |
| レストラン・カフェ | 屋内で地元グルメやスイーツを楽しめる |
| ショップ | 地元野菜やオリジナル商品をゆっくり見られる |
| 展示コーナー | ブルーメの丘の季節行事や歴史紹介も |
こうしたスペースをうまく活用すれば、雨でも退屈しません。予定を立てるときは、天気予報を確認しつつ、室内施設を絡めたプランにしておくと安心です。
子ども連れに嬉しい屋内スポット
「雨の日に子どもが退屈しないか心配…」そんな方にもブルーメの丘はおすすめです。屋内で楽しめる施設が複数あり、親子で体験できる内容が豊富なんです。
たとえば、先ほども紹介した手作り体験工房では、陶芸やキャンドル作りなど、手を動かして夢中になれるメニューが充実。雨音を聞きながら、じっくり集中して作業する時間も素敵ですよね。
また、ふれあい動物広場には一部屋根付きのスペースもあるため、天候を気にせず小動物との時間を楽しむこともできます。
雨の日ならではの「落ち着いたブルーメの丘」を体験するチャンスかもしれません。
雨でも空いてるスポットを狙おう
実は、雨の日には普段混み合う人気スポットも比較的空いていることが多いんです。
例えば、レストランのランチタイムやお土産ショップのレジ待ちもスムーズですし、人気の写真スポットも待たずに撮影できるなんてことも。
特におすすめなのは午前中。雨が降っていると開園直後は来園者が少ないことも多く、あじさいや動物たちを独占したような気分で楽しめるかもしれません。
「少しの雨なら気にせず、むしろチャンス」と思えるのが、ブルーメの丘の魅力でもあるんです。
雨の日特典やキャンペーン情報
ブルーメの丘では、時期によっては雨の日限定のキャンペーンや特典が用意されていることがあります。たとえば、過去にはこんなサービスが行われていました
- 雨の日限定で入園料割引
- レストランで雨の日限定メニューが登場
- お土産ショップで雨の日ポイント2倍キャンペーン
こうしたお得情報は、主に公式サイトやSNS（Instagram・Xなど）で告知されますので、天気予報を見ながら事前にチェックしておくと◎ですよ。
「せっかく行くならお得に、楽しく」。そんな工夫が、雨の日のお出かけをもっと素敵にしてくれます。
まとめ
ブルーメの丘であじさいと過ごす、やさしい癒しのひととき
滋賀県日野町にある「ブルーメの丘」は、初夏になると色とりどりのあじさいが咲き誇る癒しのスポット。広大な自然の中で、ゆっくり花を眺めながら歩く時間は、忙しい日常をちょっと忘れさせてくれます。
6月中旬から7月中旬にかけてが見ごろ。水辺に映えるあじさいの景色は、まさに梅雨の時期だけの特別な風景です。雨に濡れてこそ美しさを増す花なので、曇り空でも十分楽しめるのがうれしいところ。
また、あじさいを観賞した後も、動物とのふれあいや手作り体験、おいしいグルメといった体験が充実しているので、一日中たっぷり満喫できます。雨の日でも工夫しだいで楽しめる環境が整っているのも、ブルーメの丘の魅力のひとつですね。
「自然の中で、少しだけ日常を離れて過ごしたい」そんな気持ちを叶えてくれる場所。あなたも今年のあじさいシーズン、ブルーメの丘を訪れてみてはいかがでしょうか？
