写真映えも抜群!京都府立植物園のバラ園で花と香りに癒される休日

京都でゆっくり花を眺めたい、香りに癒されたい…そんな気分のときにおすすめなのが、京都府立植物園のバラ園です。
春と秋に見頃を迎えるこのバラ園では、約320品種、最大2,000株のバラが咲き誇り、自然の中で心がふっとほどけるような時間を過ごせます。

この記事では、最新の見頃情報からアクセス、グルメやフォトスポットまで、バラ園の楽しみ方をまるごとご紹介。
「ちょっといい1日」を過ごすヒントに、ぜひ読んでみてください。

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目次

京都府立植物園のバラ園の魅力とは?咲き誇る品種と見頃を紹介

バラ園の規模とロケーション

京都府立植物園の中でも、訪れた人の心をやさしく包み込んでくれる場所――それが南西エリアに広がるバラ園です。
ここでは約320品種、1,400〜2,000株ものバラが、春と秋にかけて美しく咲き誇ります。

ちょうど観覧温室のすぐ近くに位置していて、入口からは北山門(地下鉄北山駅3番出口)からのアクセスが便利です。
道順もわかりやすく、園内マップを頼りにふらっと立ち寄れる距離感がうれしいところ。

また、バラ園周辺にはベンチも設けられているので、花の香りを感じながら休憩するのにもぴったり。
少し時間をとってのんびり過ごすのが、この空間のおすすめの楽しみ方です。

見られるバラの品種まとめ

バラ園では、色も形も香りも個性豊かなバラたちが勢ぞろい。
世界バラ会連合で「殿堂入り」しているバラが9品種も植えられており、花好きにはたまらないスポットです。

注目の殿堂入り品種には、たとえば:

  • 「ピース」
  • 「アイスバーグ」
  • 「プリンセス・ミチコ」

など、バラの歴史を彩ってきた名花が名を連ねます。

園内では、ハイブリッドティー、フロリバンダ、イングリッシュローズ、つるバラなど多様な系統の花が見られ、
香りや咲き方、色のグラデーションまでじっくり楽しめますよ。

品種名が書かれた名札も設置されているので、写真を撮りながらお気に入りのバラを見つけるのもおすすめです。

見頃の時期と開花状況の調べ方

2025年の春バラの見頃は、4月下旬〜5月下旬が目安。
5月16日時点では「つぼみ〜咲き始め」とのことなので、今週末から来週にかけてがまさにベストタイミングです。

見頃状況を調べたいときは、京都府立植物園の公式サイトやInstagramが役立ちます。
園のスタッフがリアルタイムで写真付き投稿をしてくれることもあるので、訪問直前に確認すると安心ですね。

また、5月9日〜6月1日の金・土・日曜には、夜間18:30まで開園延長が行われており、
ライトアップされたバラ園の幻想的な風景を楽しめるのも魅力のひとつです。

バラの香りと色を楽しむコツ

バラ園の醍醐味といえば、やっぱり「香り」。
フルーティー系、ダマスク系、ティー系、スパイシー系…香りのバリエーションも豊富なんです。

おすすめは、午前中の早い時間に訪れること
気温が上がる前は香りがより立ちやすく、自然と深呼吸したくなる空気に包まれます。

また、時間帯や光の向きによってバラの色も変化します。
少し角度を変えて見てみたり、しゃがんで目線を合わせたりすると、意外な美しさに出会えるかもしれません。

雨の日や曇りの日でも楽しめる理由

天気が心配な日でも、実はバラ園は雨や曇りが似合う場所でもあります。
水滴をまとった花びらはどこかしっとりとしていて、晴れの日とは違った上品さが漂います。

また、曇天は光がやわらかくなり、写真を撮るにはとても適した条件。
コントラストが抑えられ、自然な色味で美しい写真が撮れるのも嬉しいポイントです。

雨の日は人も少なく、ゆったりと歩けるのも魅力のひとつ。
靴だけしっかり防水仕様にしておけば、しっとりとしたバラの表情を堪能できますよ。


京都府立植物園とは?アクセスや基本情報をチェック

京都府立植物園の歴史と概要

京都府立植物園は、1924年に開園した日本初の公立植物園として知られています。
現在では、約12,000種類を超える植物を育成・展示しており、植物の保全や教育・研究の拠点としても重要な役割を担っています。

園内は四季を通じて見どころが豊富で、春のバラやチューリップ、夏のハス、秋の紅葉、冬の椿と、
いつ訪れても季節の移ろいを感じられるのが魅力です。

特にバラ園は、洋風庭園のような雰囲気と和の自然景観が調和しており、京都らしい風情が味わえます。
静かに散策したり、写真を撮ったり、自分のペースで楽しめるのも大人の植物園ならではです。

行き方と最寄り駅・バス情報

京都府立植物園へのアクセスはとても良好です。
なかでもおすすめなのは、地下鉄を使ったルート。

  • 地下鉄烏丸線「北山駅」3番出口からすぐ(北山門)
  • 京都駅からは地下鉄で約10〜15分

バス利用の場合は、

  • 京阪「出町柳駅」から市バス1系統 or 京阪バスで「植物園前」下車 徒歩約5分

車で行く場合も、植物園の専用駐車場(150台分)があります。
【料金】最初の1時間:300円/1日最大:1,200円と比較的利用しやすい価格帯です。

徒歩移動の負担が少ない立地なので、気軽に足を運べるのも大きな魅力です。

入園料と開園時間は?

2025年4月に料金改定があり、入園料が変更されています。

【最新料金(2025年現在)】

区分料金
一般500円
高校生・65歳以上250円
中学生以下無料
年間パスポート(一般)2,000円
年間パスポート(高齢者・高校生)1,000円

【開園時間】

  • 9:00〜17:00(最終入園16:00)
  • 5/9〜6/1の金・土・日曜は18:30まで延長(最終入園18:00)
  • 観覧温室:10:00〜16:00(最終入室15:30)

お得に何度も楽しみたい方は、年間パスポートを活用するのもおすすめです。

季節ごとの見どころとは

バラ園を中心に、園内では季節ごとに多彩な花が楽しめます。

季節主な見どころ
バラ、桜、チューリップ、シャクナゲ
ハス、スイレン、アジサイ、青もみじ
秋バラ、コスモス、紅葉、ダリア
サザンカ、ツバキ、温室の熱帯植物

いつ訪れても、季節ならではの彩りが楽しめるのが京都府立植物園の魅力。
リピーターが多いのも納得です。

バラ以外の人気スポットも紹介

バラ園に加えて、園内には訪れる価値のあるエリアがたくさんあります。

  • 観覧温室:熱帯・亜熱帯の珍しい植物が見られる展示施設
  • 竹の小径:涼やかな音と光が心地よい、静かな小道
  • 芝生広場:子ども連れにぴったり。のんびりピクニックにも最適
  • 桜林・梅林:春の開花時期は花見客でにぎわうスポット
  • 菖蒲園・アジサイ園:6月前後に見ごたえあり

バラを見たあとに少し足をのばして、こうしたゾーンを歩いてみるのもおすすめですよ。


写真映え間違いなし!おすすめフォトスポット5選

バラのアーチでロマンチックな一枚を

バラ園の入り口付近に設けられた「バラのアーチ」は、訪れる人がまず目を奪われるスポットです。
アーチ状に咲き誇るつるバラたちが、まるで“花のトンネル”のような幻想的な空間を演出してくれます。

このアーチの前で撮るなら、真っ正面からだけでなく少し斜めの角度や下から見上げる構図もおすすめ。
人の背丈ほどの高さなので、花に包まれているようなショットも撮りやすいですよ。

特にカップルや親子で訪れたときは、アーチの下での一枚が記念になります。
朝や夕方のやわらかな光の中なら、自然光も味方してくれます。

カラフルなバラの絨毯スポット

バラ園の中央部には、色とりどりのバラがびっしりと咲き誇る「花壇ゾーン」があります。
ここは、まるでバラの絨毯のような美しい広がりが特徴で、どこを切り取っても華やか。

撮影のコツは、しゃがんで花の目線に合わせること。
遠近感が出て、奥行きのある写真になります。

また、バラの品種によって咲き方や高さが違うので、複数の色が自然に重なるポイントを探すのも◎。
太陽の向きによっては、同じ場所でも印象が変わるので、時間を変えて何枚か撮ってみるのも楽しいですよ。

背景に比叡山が映えるビューポイント

園の北側方向を見ると、遠くに比叡山のなだらかな稜線が広がります。
この山の景色とバラ園を一緒に写すことで、京都ならではの風景に。

比叡山を背景に入れる構図は、少し引き気味に撮るのがポイント
園内の洋風の庭園デザインと、奥に広がる比叡山の自然が見事にマッチします。

季節や天気によっても山の表情が変わるので、「今日はどんな景色かな」と楽しみにしながら撮ってみてください。

早朝や夕方の光を使った撮影テクニック

光の使い方で写真の印象がグッと変わるのも、バラ園の面白いところ。
朝と夕方の“ゴールデンアワーは、やわらかな自然光が花びらを優しく包んでくれます。

特に夕方は、日差しが少しオレンジ色を帯びて、バラの赤やピンクがいっそう鮮やかに。
逆光や斜光をうまく使うと、幻想的な一枚になりますよ。

また、2025年は5/9〜6/1の金・土・日曜限定で夜間開園(18:30まで)が実施中。
夕暮れどきのバラ園は、人も少なく、ゆったりと撮影を楽しめるチャンスです。

カメラ初心者向け構図のコツ

写真はカメラの性能よりも、構図の工夫で仕上がりが変わります。
初心者の方におすすめしたいポイントはこちら:

  • 三分割構図:画面を縦・横3分割して、交点に被写体を配置
  • 主役+背景:バラだけでなく、空や緑もフレームに入れるとバランスがよくなります
  • 接写&ぼかし:スマホでも「ポートレートモード」で一輪をクローズアップするとプロっぽい印象に
  • 余白を意識:ぎゅうぎゅうに詰めず、花のまわりに空間を持たせるとスッキリ見えます
  • 動きのある視線:花に近づく手や、香りをかぐ姿なども絵になります

「うまく撮れるかな…」と構えすぎず、まずは何枚か撮ってみて、あとでお気に入りを選ぶスタイルでも十分。
自然体でバラと向き合うだけで、素敵な一枚になるはずです。


バラ園での過ごし方と、気持ちいい時間の過ごし方

ゆっくり過ごすためのおすすめルート

京都府立植物園は、とにかく広くて静か。
慌てず、予定を詰め込みすぎずに、のんびり歩くのがいちばん心地よい過ごし方です。

おすすめは、地下鉄北山駅すぐの北山門から入り、南西方向にバラ園を目指すルート。
バラ園のまわりをゆっくり一周したら、気になった一角でベンチに腰を下ろしてみてください。
スマホの通知から少し距離を置いて、風と香りの中に身をまかせてみるのもいい時間です。

そのあと、竹の小径を歩いたり、芝生広場で深呼吸してみたり。
静かな流れの中で、自分の心と体を整えていくような感覚が味わえるはずです。

お弁当を持って、バラの香りと一緒にピクニック

植物園には飲食店はありませんが、持ち込みOKの開放的なスペースが豊富です。
バラ園近くのベンチや、緑が広がる芝生広場は、ピクニック気分でのんびり過ごすのにぴったり。

朝からお弁当を用意してくるのもいいし、途中で買ったサンドイッチやおにぎりでも十分。
バラの香りに包まれながら、自然の中で食べるごはんは、なぜかいつもよりおいしく感じますよね。

持っていくと便利なもの:

  • 軽食(パン・フルーツ・おにぎりなど)
  • 水筒やペットボトル
  • ゴミ袋(園内のゴミ箱は限られています)
  • ウェットティッシュやハンカチ
  • 日差しが強い日は帽子や日傘も◎

ふだん忙しい日々を送っている人こそ、「食べるだけの時間」って意外と大切だったりします。

やさしく暮らしを整える、植物園の過ごし方

花を見て「きれいだな」と感じたり、ベンチに座ってただ風に吹かれてみたり。
それだけでも、心の中がすこしずつ落ち着いていくのがわかります。

京都府立植物園には、静かに自分の時間を持つ人がたくさんいます。
スケッチをしている人、本を読んでいる人、写真を撮っている人…。
どれも特別なことじゃないけど、どれも「ちゃんとした過ごし方」なんですよね。

「今日は、何もしないでおこう」
そんな1日が、たまにはあってもいいと思いませんか?

誰にも急かされずに、自分のペースで花と向き合える場所。
それがこの植物園の、いちばんの魅力かもしれません。


お土産・グッズ・イベント情報をチェック

バラモチーフのグッズが買えるショップ

京都府立植物園には大規模な物販エリアはありませんが、園内の売店やイベント時の特設コーナーでは、季節に合わせた植物グッズや雑貨が販売されることがあります。

特に春と秋のバラシーズン中は、

  • バラ柄のポストカードやマスキングテープ
  • バラをテーマにしたエコバッグや文具
  • バラの香りのハンドクリームやアロマグッズ
  • バラの花をイメージした紅茶やハーブティー

など、バラモチーフのアイテムが並ぶことも。

日によって出店状況が変わるため、訪問時に立ち寄ってみるのがおすすめです。
ちょっとしたおみやげにぴったりな価格帯なのも、うれしいポイントですね。

季節限定イベントの情報(春のバラフェスタなど)

毎年春に開催される「春のバラフェスタ」は、京都府立植物園の人気イベントのひとつ。
2025年は、5月上旬から6月上旬にかけて開催されており、バラ園がもっともにぎわうシーズンとなっています。

フェスタ期間中は:

  • バラの解説パネル展示
  • 園芸スタッフによるバラの育て方講習会
  • バラ苗やガーデングッズの特設販売
  • 土日限定のミニ音楽イベントやキッチンカー出店(年によって変動あり)

など、見る・学ぶ・買う・楽しむが一体となった多彩な催しが展開されます。

イベントの詳細は、公式サイトや園内掲示で随時更新されているので、
事前にチェックして、うまくタイミングを合わせて訪れるのもおすすめです。

フォトコンテストや講習会の紹介

京都府立植物園では、通年でさまざまな講習会やフォトコンテストが行われています。
バラの開花シーズンには、「バラ園で撮ったお気に入りの一枚」を応募する写真コンテストも開催されることがあります。

コンテストへの応募は、スマートフォンで撮った写真でもOKな場合が多く、
園内にある応募案内ポスターやWebページから情報を確認できます。

また、園芸初心者にも参加しやすい「バラの育て方講習会」や「剪定講座」も人気。
自宅でバラを育ててみたい方にとって、プロのアドバイスを受けられる貴重な機会です。

植物園のイベントは、学びと発見を与えてくれる場でもあるんですね。

オンラインショップの利用方法

京都府立植物園そのものには常設のオンラインショップはありませんが、
期間限定で、協力団体(京都府緑化協会など)とのコラボでオンライン販売が行われることがあります。

たとえば:

  • 春や秋のイベントで販売されたバラ苗やグッズの一部
  • ガーデニング用品や植物図鑑
  • バラにちなんだオリジナルアイテム(紅茶・エコグッズなど)

こうした商品が、外部通販サイトや特設ページから購入できることがあります。

最新情報を知るには、植物園の公式SNSやイベントページをこまめにチェックするのがおすすめです。

SNSでのシェア&ハッシュタグ活用術

京都府立植物園で撮影したバラの写真、SNSでシェアするならハッシュタグ活用はマストです。

おすすめのタグ例:

  • #京都府立植物園
  • #京都バラ園
  • #バラのある暮らし
  • #京都おでかけ
  • #北山カフェ
  • #植物園フォトコンテスト

また、投稿には「見頃情報」や「おすすめ撮影時間」「空いていた時間帯」などを添えると、他の人の参考にもなります。

投稿された写真が公式アカウントにピックアップされることもあるので、少し気合を入れて撮ってみるのも楽しいですね。


まとめ

香りに癒され、自然に心ほぐれるバラ園体験

京都府立植物園のバラ園は、春と秋に見頃を迎える、京都市内でも屈指の癒しスポット。
アクセスのよさ、品種の豊富さ、広がる景色、そしてバラの香りと彩り…。
すべてがやさしく心を満たしてくれる空間です。

見頃のタイミングには夜間開園もあり、昼とは違った幻想的なバラの風景も楽しめます。
さらに、カフェやスイーツ、イベントとの組み合わせで、1日をまるごと満喫できるのが魅力。

静かな時間を過ごしたい方にも、写真を撮りたい方にも、きっと「また来たい」と思わせてくれる場所です。

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