京都のバラ園おすすめ5選【2025年版】見頃・アクセス・写真映えスポットも紹介

京都で見頃を迎えるバラ園の風景

春が深まり、初夏の風が心地よくなる5月〜6月。
京都では、バラの花が一斉に咲きはじめ、まち全体がほんのり甘い香りに包まれます。

この記事では、2025年に楽しめる京都のおすすめバラ園5選をご紹介。
見頃の時期やアクセス方法はもちろん、写真の撮り方、バラを使ったグルメやおみやげ、周辺観光との組み合わせまで、季節のお出かけに役立つ情報をたっぷりお届けします。

花に癒されたい方、京都らしい季節感を味わいたい方、ぜひ参考にしてみてくださいね。

目次

京都のバラ園ってどんなところ?見頃や楽しみ方を紹介

京都でバラ園が楽しめる理由とは?

京都といえば、神社仏閣や紅葉の名所といったイメージがありますが、実は春から初夏にかけて楽しめる「バラ園」も見どころのひとつです。伝統と自然が調和した京都の風景の中で、色とりどりのバラが咲き誇る様子は、和と洋が融合したとても魅力的な風景になります。

京都には、広大な敷地を持つ植物園から、山の上の美術庭園、地元の人に愛される町のバラ園まで、個性豊かなスポットがいくつも点在しています。街中にありながら緑が豊かで、バラの栽培に適した気候でもあるため、毎年多くの花がきれいに咲き、観光客や地元の方でにぎわいます。

また、京都では「花を愛でる文化」が古くから根づいており、桜や紅葉だけでなく、バラを含む多くの季節の花が庭園や神苑で楽しめるのが特徴です。歴史ある風景の中でバラを楽しめるというのは、他の地域にはない京都ならではの魅力といえます。

2025年の見頃カレンダーと開花状況は?

2025年の京都のバラの見頃は、5月中旬から6月上旬と予想されています。例年よりやや暖かい春となる見通しのため、一部の早咲き品種は5月初旬から咲き始める可能性もあります。

以下に、代表的なバラ園の見頃時期の目安をまとめました:

バラ園名開花開始予想見頃ピーク終了目安
京都府立植物園5月上旬5月15日〜6月初旬6月中旬
けいはんな記念公園5月10日頃5月20日〜6月上旬6月10日頃
ガーデンミュージアム比叡5月中旬5月25日〜6月上旬6月中旬
綾部バラ園5月中旬5月25日〜6月10日6月中旬

開花のタイミングは気温や天候によって変わるため、訪問前に公式HPやSNSで開花情報をチェックするのが安心です。ピーク時は香りも強く、写真映えもバッチリなので、5月20日〜6月5日頃を目安に予定を立てるとよいでしょう。

見どころいろいろ!種類豊富なバラたち

京都のバラ園では、国内外のさまざまなバラ品種が栽培されています。京都府立植物園では約320品種、けいはんな記念公園では100種以上のバラが楽しめるなど、花の色や形、香りの違いをじっくり比べられるのも魅力です。

たとえば、ふんわりと優しい香りの「イングリッシュローズ」や、鮮やかな赤が印象的な「アメリカンピラー」、王道の「ピエール・ドゥ・ロンサール」など、有名品種がずらりと並びます。バラの名前にも注目すると、「プリンセス・ミチコ」や「クイーン・エリザベス」など、歴史や文化が感じられるエピソードが隠されていることも

園内には品種ごとの説明札が設置されている場所も多く、初心者でも楽しめる工夫がされています。見た目だけでなく、香りや背景ストーリーを知ることで、バラの魅力がぐんと深まりますよ。

バラ園を歩くときのおすすめポイント

バラ園を訪れる際は、ゆっくり歩きながら花を観察するのが基本ですが、より楽しむためのちょっとしたコツもあります。

まずおすすめなのは、「咲き始めのバラ」と「満開のバラ」を見比べること。つぼみから花開いていく様子は、生命力を感じさせてくれます。また、日差しの強い日は、花の向きと光の当たり方を意識して歩くと、バラの色がより鮮やかに見えます。

道沿いのアーチや花壇は、記念写真スポットとしても人気。人が少ない朝や夕方は、静かな時間が流れていて、じっくり撮影もできます。散策路にベンチがある園も多いので、香りを感じながらのんびり座って過ごすのもおすすめです。

歩きやすい靴と、日差し対策(帽子・日傘)を用意しておけば、快適に園内を巡れます。お茶や軽食を持参して、ピクニック気分で過ごすのも良いですね

季節を満喫できる時間帯の選び方

バラの魅力を最大限に感じられるのは、時間帯の選び方にもポイントがあります。特におすすめなのが、朝の9時〜11時と、夕方の16時以降

朝は空気が澄んでいて、花が一番元気な時間帯。香りもよく立ち、光も柔らかいので、写真を撮るにもぴったりのタイミングです。人が少ないことも多く、落ち着いた雰囲気で散策が楽しめます。

夕方は、日差しが傾きはじめることでバラの花びらが光を透かしてキラキラ輝きます。特に西日に照らされたバラは、どこかロマンチックな雰囲気があり、静かでやさしい時間が流れます。

また、雨上がりや曇りの日もおすすめです。濡れた花びらには艶が出て、普段とは違った表情を見せてくれます。カメラを片手に、ぜひ時間帯の変化も楽しんでみてくださいね。


京都で行ってみたいおすすめバラ園5選(2025年)

京都府立植物園(京都市左京区)

京都市左京区にある「京都府立植物園」は、大正13年に開園した日本最古の公立植物園です。四季折々の花々が楽しめる中で、5月中旬から6月にかけてはバラ園が特に美しい季節。園内のバラ園エリアには、約320種・1,500株を超えるバラが咲き誇ります。

2025年の見頃は5月10日〜6月上旬と予想されています。特に見どころなのは、花壇ごとにテーマが分かれたデザイン性の高いレイアウト。赤やピンク、白、黄色など色のグラデーションが美しく、バラに囲まれたフォトスポットもたくさんあります。

園内は広くてベビーカーでも歩きやすく、カフェや売店、休憩所も整っているので、家族連れでもゆったり過ごせます。最寄りの地下鉄「北山駅」からすぐでアクセスも抜群。京都市内で気軽にバラを楽しみたい方には特におすすめのスポットです。

けいはんな記念公園 バラ園(精華町)

京都府南部の精華町にある「けいはんな記念公園」は、広大な日本庭園と自然を感じる散策エリアが魅力の公園。その中にあるバラ園エリアでは、毎年春になると100種以上のバラが華やかに咲き誇り、訪れる人を楽しませてくれます。

2025年の開花は5月10日頃から、見頃は5月20日〜6月初旬が予想されています。アーチ状に咲くバラやつるバラが多く、バラの回廊のような雰囲気が味わえるのが魅力。公園内は自然豊かで、森林浴気分も楽しめる落ち着いた空間です。

園内にはカフェスペースや売店もあり、手作りのバラ雑貨が販売されていることも。公園の奥には池や滝もあり、バラを見たあとはゆっくりと自然散策ができるのも嬉しいポイント。のんびりと一日過ごしたい方にぴったりです。

平安神宮神苑(京都市左京区)

平安神宮の裏手に広がる「神苑(しんえん)」は、四季折々の花木が植えられた美しい日本庭園。意外かもしれませんが、実はバラの見どころスポットとしても知られています。洋風のバラ園とは異なり、和の風景の中に咲くバラの趣きが感じられるのが最大の魅力です。

2025年も5月中旬〜6月上旬が見頃とされ、赤や白、ピンクのバラが竹垣や石畳の背景に映える様子はとても幻想的。池にかかる橋や茶室の背景と一緒に写真を撮ると、まさに“京都らしさ”が詰まった1枚になります。

静けさのある空間でゆったりと花を楽しみたい方におすすめ。外国人観光客も多く訪れる場所ですが、午前中の早い時間なら人も少なく、落ち着いて観賞できます。

ガーデンミュージアム比叡(京都市左京区)

比叡山ドライブウェイの途中にある「ガーデンミュージアム比叡」は、美術と植物が融合した山上庭園。モネやルノワールといった印象派の絵画をテーマにしたガーデンの中で、季節の花々が咲き誇ります。5月後半から6月初旬にかけては、バラが一面に広がり、まるで絵の中に入り込んだような世界が体験できます

標高が高いため、平地よりも少し遅めの開花となり、2025年の見頃は5月下旬〜6月中旬の予想です。園内はフォトジェニックなスポットが多く、特にバラに囲まれたアーチや、琵琶湖を見下ろすテラスからの眺めは格別。

カフェも併設されており、テラス席でバラを眺めながらのひとときは特別な思い出になります。少し足を伸ばしてでも訪れたい、隠れた名所的バラスポットです。

綾部バラ園(綾部市)

京都府北部にある「綾部バラ園」は、地元住民とボランティアによって手入れされているアットホームな雰囲気のバラ園です。規模は大きくないものの、約1,200本・100種類以上のバラが丁寧に育てられており、市民の花への愛情が感じられるあたたかい場所です。

2025年の開花は5月中旬からスタートし、見頃は5月25日〜6月10日頃と見られています。園内では、手づくりの看板や案内板が設置されていて、子どもやお年寄りにもやさしい造りになっています。

開花時期には「バラまつり」も開催され、バラ苗の販売や地元グルメの出店など、地域ぐるみのお祭りが楽しめます。混雑が少なく、のんびりと過ごせるので、人混みが苦手な方や落ち着いた雰囲気が好きな方におすすめです。


バラ園での写真撮影や楽しみ方をもっと深く

朝・夕が狙い目!きれいに撮れる時間帯

バラの写真を美しく撮りたいなら、朝9時〜11時頃夕方16時以降がおすすめです。朝は花がしっかりと開いていて、日差しもやわらかく、色合いが自然に出やすい時間帯。夕方は斜めの光がバラの花びらに陰影をつけて、立体感のある印象的な写真が撮れます。

京都のバラ園は人の出入りが多い場所もあるので、人混みを避けて静かに撮影したいなら朝がねらい目です。とくに京都府立植物園やけいはんな記念公園などは、朝の光に照らされたバラが本当にきれい。しずくをまとった早朝のバラも、幻想的でおすすめですよ。

一方、ガーデンミュージアム比叡のように、山の上にあるバラ園は夕暮れ時の空とバラのコントラストが素敵です。タイミングを狙えば、空がオレンジに染まる瞬間をバックに、ロマンチックな写真も撮れます。

撮り方次第で映える!スマホ構図のコツ

今どきのスマートフォンは高性能なので、ちょっとした工夫でプロっぽい写真が撮れます。まずおすすめなのは、「三分割構図」。スマホの設定でグリッド線(縦横3分割)を表示させ、バラを交差点に配置するだけで、バランスの取れた写真になります。

さらに、真正面から撮るのではなく、少し斜めから・低い角度から撮ると、バラの形や立体感が強調されます。バラの花は、光の当たり方や背景で印象がガラッと変わるので、角度を変えながらいくつか試してみるのがコツです。

背景には空や緑、古い建物などを入れると「京都らしさ」が出て、写真の雰囲気もアップ。花一輪に寄ってアップで撮るのもいいですが、花壇やアーチなど全体の構図も意識すると、写真にストーリーが出てきます。

色と背景のバランスで写真が変わる

バラの魅力はなんといってもその色。花の色と背景の相性を意識すると、同じ花でもグッと引き立ちます。

たとえば、赤いバラは木々の緑や空の青と相性が抜群。コントラストがはっきり出て、華やかな印象に仕上がります。白やピンクのバラは、石畳や木のベンチなど、やさしい背景と合わせるとふんわりとした雰囲気になります。

黄色やオレンジのバラは明るい印象が強いので、日差しのある時間帯に芝生や花壇と合わせると元気な一枚に。平安神宮神苑のような和の背景と合わせると、また違った味わいが出ておもしろいですよ。

背景に余計なもの(人や案内板など)が映り込みそうなときは、角度を少し変えるだけでスッキリとした写真になることも。ほんの少しの工夫で、仕上がりに差が出ます。

写真加工でさらにおしゃれに

せっかくのバラ写真、SNSにアップするならちょっとだけ加工を加えて、さらに映える仕上がりにしてみましょう。

まずは、明るさとコントラストの調整。バラの色が鮮やかに、でも自然に見える程度に調整するとグッと印象が良くなります。ピンク系のバラなら、少しだけ赤味を足すと可愛らしさがアップ。

また、**背景のぼかし(ポートレートモード)**を使えば、一眼レフのような雰囲気のある写真に。花に焦点を合わせて、背景をぼかすことで立体感が生まれます。

InstagramのフィルターやLightroomのプリセットもおすすめ。「京都」「バラ園」「春のおでかけ」などのタグをつければ、同じ趣味の人とつながれるかもしれませんよ。

最後に、文字入れや日付スタンプをつけると、旅の記録としてもばっちり。「2025年・京都バラ園」なんて入れるだけで、後から見返しても楽しい思い出になります。

ひとりでも家族でも満喫できる工夫とは?

バラ園は、誰と行っても楽しめる場所です。ひとりでじっくり写真を撮りたい人にも、家族でゆったりお散歩したい人にも、恋人とロマンチックな時間を過ごしたい人にも、それぞれの過ごし方があります。

一人で行くなら、好きな品種を見つけたり、ベンチに座ってゆっくり読書したりするのもおすすめ。バラに囲まれた空間で、自分だけの時間を過ごせる贅沢があります。

家族で訪れるなら、花の名前を当てっこしたり、お気に入りの色を探したり、ちょっとした“バラ園クイズ”をしながら回るのも楽しいですよ。小さなお子さんでも楽しめる工夫がされている園も多いです。

カップルなら、フォトスポットで記念写真を撮ったり、バラの香りを一緒に楽しんだり。静かな時間を共有することで、より特別な思い出になります。

どんなスタイルでも、**「バラに癒される時間」**を満喫できるのが、バラ園の良さ。ぜひ、自分らしい過ごし方を見つけてくださいね。


京都バラ園ならではのグルメ・カフェ・おみやげ情報

バラの香りが広がる限定スイーツ

京都のバラ園では、季節限定のバラスイーツが楽しめるのも大きな魅力のひとつです。たとえば京都府立植物園近くのカフェでは、バラの香りがふんわり広がるソフトクリームやローズゼリーが人気です。ほんのりピンク色で見た目もかわいく、写真映えするスイーツとしてSNSでもよく紹介されています。

また、比叡山の「ガーデンミュージアム比叡」では、バラのシロップを使った炭酸ドリンクや、ローズケーキなどがカフェメニューとして登場。標高の高い山上で、景色とともに味わうバラスイーツは格別です。

香りが強すぎず、上品な甘さが多いため、バラスイーツは普段スイーツを食べない人にもおすすめ。食べるだけで季節を感じられる、そんな特別なひとときを楽しめますよ。

カフェ併設スポットで休憩タイム

バラ園をのんびり散策した後は、併設のカフェやガーデンレストランでひと休みするのが定番コースです。京都のバラ園の多くには、庭園の景色を眺めながらくつろげるカフェがあり、バラのシーズンには限定メニューも登場します。

「京都府立植物園」では、園内の緑に囲まれたテラス席が人気。バラの香りと風を感じながら、季節のスイーツや軽食を楽しめます。

「けいはんな記念公園」内にも、自然を眺めながら過ごせるカフェがあり、手作り感あふれるドリンクやサンドイッチでホッと一息。落ち着いた雰囲気で、時間を忘れて過ごすのにぴったりの場所です。

また、比叡山ドライブウェイの途中にある「夢見が丘」や「展望レストラン」もおすすめ。バラの余韻にひたりながら、京都の景色も一緒に楽しめる贅沢な休憩スポットです。

バラのお茶・石けん・雑貨もおすすめ

見て、香って、味わったあとは、おみやげでバラを持ち帰るのも楽しみのひとつ。京都のバラ園では、バラを使った紅茶・コスメ・雑貨などが販売されており、旅の思い出やプレゼントにもぴったりです。

とくに人気なのが「ローズティー」。乾燥させたバラの花びらやローズヒップがブレンドされたお茶は、ほんのり甘くて香りもやさしく、リラックスタイムにぴったり。自分用はもちろん、パッケージもかわいいのでギフトにもおすすめです。

そのほかにも、バラの香りがするハンドクリームや石けん、バスソルトなどのコスメ類も豊富。地元の作家さんが手がけるハンドメイド雑貨や、バラモチーフのアクセサリーなども見つかることがあります。

バラ園ごとに取り扱い商品が異なるので、ぜひ売店もじっくりのぞいてみてくださいね。

見る+味わう+買うでバラ三昧

「見る」「香る」だけでなく、「食べる」「買う」まで楽しめるのが京都のバラ園の魅力です。バラスイーツで小腹を満たしたら、カフェでひと休み。そして、帰りにはお気に入りのローズアイテムをおみやげに。

特に「ガーデンミュージアム比叡」は、“アート×花×カフェ”の体験がセットになっているので、どの世代でも楽しめるバラスポット。ふだん花にあまり興味がない人でも、グルメやアートとの組み合わせでバラの魅力に自然と引き込まれます。

この“バラづくしの一日”は、誰にとっても記憶に残る特別な体験になるはず。ぜひ、五感で味わう「バラのある時間」を楽しんでみてください。

期間限定イベントとお土産チェック

5月〜6月の見頃シーズンには、京都各地のバラ園でイベントや限定商品の販売が行われます。「京都府立植物園」では毎年恒例の「ローズウィーク」が開催され、バラ苗の販売やミニ講座、音楽イベントなどが楽しめます。

「けいはんな記念公園」や「綾部バラ園」でも、地元のショップが出店するマーケットや、親子向けのワークショップが開催されることがあります。日程や内容は年によって変わるので、公式サイトやSNSでのチェックが欠かせません。

また、イベント時限定で販売されるローズジャムやハーブティー、オリジナルグッズも要チェック。数に限りがある場合が多いので、見つけたら迷わずGETしておくのがおすすめです。

普段は静かなバラ園が、この時期だけはちょっとにぎやかに。そんな季節の特別感を味わえるのも、バラ園ならではの楽しみです。


アクセスしやすいルート&観光地とセットで楽しむ方法

電車・バスで行けるバラ園マップ

京都のバラ園は、公共交通機関でもアクセスしやすいスポットが多いのが嬉しいポイントです。とくに京都府立植物園や平安神宮神苑など、京都市内にあるスポットは電車やバスでのアクセスが便利。

バラ園名最寄駅・バス停徒歩時間
京都府立植物園地下鉄烏丸線「北山駅」出てすぐ
平安神宮神苑市バス「岡崎公園 美術館・平安神宮前」徒歩約5分
けいはんな記念公園近鉄「新祝園駅」+奈良交通バス徒歩約8分
ガーデンミュージアム比叡叡山電鉄+比叡山ケーブル・ロープウェイ山頂まで約60分
綾部バラ園JR「綾部駅」徒歩約15分またはタクシー約5分

※比叡山の施設など一部は、車やケーブルを使った移動が必要です。

平日であれば交通量も少なめなので、のんびり電車旅+バラ園めぐりというプランもおすすめ。ICカードが使える範囲内なので、移動もスムーズです。

車で行けるおすすめコース紹介

車でのアクセスなら、複数のバラ園を1日でハシゴすることも可能です。特に、京都市中心部と南部、または北部エリアをそれぞれまとめてめぐると効率的。

モデルコース例①(京都市内エリア)

  • 午前:京都府立植物園(北山)
  • ランチ:北山エリアのカフェ
  • 午後:平安神宮神苑で庭園とバラを満喫

モデルコース例②(南部エリア)

  • 午前:けいはんな記念公園
  • ランチ:精華町・木津川周辺のカフェ
  • 午後:奈良方面に抜けて観光(鹿や古都の風景もセットに)

モデルコース例③(北部エリア)

  • 午前:綾部バラ園でのんびり散策
  • ランチ:綾部駅周辺の古民家カフェ
  • 午後:福知山や舞鶴の観光スポットへ

京都市内は観光シーズンには渋滞しやすいので、朝早めの出発&市街地から少し離れたルートの方が快適です。道の駅や休憩スポットを組み込むのもおすすめですよ。

バラ園周辺のおすすめ観光地&寺社仏閣

バラ園だけで帰るのはもったいない!という方に、一緒に立ち寄りたい周辺スポットをご紹介します。

  • 京都府立植物園 → 下鴨神社・鴨川デルタ
    歩いて行ける距離にあり、古都の自然と歴史を感じられます。
  • 平安神宮神苑 → 京都市京セラ美術館・南禅寺
    文化や芸術も楽しみたい方にぴったりのエリアです。
  • けいはんな記念公園 → 京都精華大・学研都市のカフェエリア
    若いアーティストのショップやギャラリーもあり、ゆるく巡るのに最適。
  • ガーデンミュージアム比叡 → 延暦寺・琵琶湖テラス(滋賀側)
    ドライブ好きにおすすめの「絶景ルート」です。
  • 綾部バラ園 → 光明寺・あやべ温泉
    静かに自然と向き合いたい方、温泉で一息つきたい方におすすめ。

それぞれ、バラ園を中心にした1日旅が楽しめるスポットばかり。お好みに合わせて組み合わせてみてください。

京都らしさを感じる寄り道スポット

バラ園の帰りにちょっと立ち寄るだけで「京都らしさ」がグッと高まる場所もあります。たとえば、町家カフェ・和雑貨店・老舗の和菓子屋さんなど。以下のような寄り道スポットはいかがでしょう?

  • 北山 → マールブランシュ本店(洋菓子)
  • 岡崎 → 阿闍梨餅本舗・満月(和菓子)
  • 精華町 → 和カフェ「ことのは」
  • 綾部 → 地元野菜と手作りパンのカフェ

また、古書店やアンティークショップをのぞくのも楽しいですよ。季節の花に癒されたあと、京都の町の文化や味にもふれて、旅の満足度をぐっと高めましょう。

雨の日でも安心なバラ園の楽しみ方

5月〜6月は雨の日も多い時期。でも、雨の日ならではのしっとりとしたバラの美しさがあります。

京都府立植物園やけいはんな記念公園には、屋根付きの休憩所や温室があり、雨でも快適に過ごせます。また、ガーデンミュージアム比叡は標高が高いため、雲海や霧に包まれた幻想的な雰囲気になることも。

雨に濡れたバラの花びらは、光をやわらかく反射して、晴れの日とは違った表情を見せてくれます。静かな空間でゆったり過ごす雨の日のバラ園散歩も、実はとても贅沢な時間です。


まとめ:京都のバラ園で、季節の彩りと癒しを楽しもう

春から初夏にかけて、京都のまちにはバラの香りが広がります。
神社仏閣や古き良き街並みと調和するバラ園は、まさに**“和と洋の美しさが溶け合う空間”**。観光地としても有名な京都ですが、バラの季節はまた違った表情を見せてくれます。

京都府立植物園のような本格派のバラ園から、比叡山の絶景ガーデン、町の人たちに愛される小さな花園まで、どこも個性があり見どころたっぷり。
ゆったりと散策しながら、バラの香りを感じて、カフェやスイーツで季節を味わい、心まで癒される…。
そんな素敵な1日が、京都にはあります。

おでかけに迷ったとき、日常にちょっと癒しが欲しいとき、ぜひ京都のバラ園に足を運んでみてくださいね。


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