春の訪れとともに、美しく咲き誇るつつじ。その華やかさと彩りは、心をパッと明るくしてくれますよね。
滋賀県には、そんなつつじを堪能できる名所がたくさんあります。歴史あるお寺やお城、自然豊かな高原道路など、ロケーションもさまざま。どのスポットにも、それぞれの魅力があります。
この記事では、滋賀でおすすめのつつじ名所を厳選してご紹介。見頃やアクセス、イベント情報はもちろん、家族でのお出かけに役立つ周辺施設情報や、インスタ映えする撮影ポイントまで、知って得する情報をぎゅっとまとめました。
2025年春、あなたも滋賀で“花の絶景旅”を楽しんでみませんか？
滋賀でつつじが楽しめる人気スポットTOP5
彦根城のつつじ：歴史と花の競演
彦根城といえば、国宝にも指定されている美しいお城ですが、春になるとその周囲を鮮やかなつつじが彩ります。特に4月下旬から5月上旬にかけて、内堀や玄宮園周辺には色とりどりのつつじが咲き誇り、歴史的な風景と花のコントラストが見事です。
城を背景にしたつつじの風景は、まさにフォトジェニック。観光客にも大人気の撮影スポットとなっており、早朝や夕方は比較的人も少なく、ゆったりと観賞できます。
また、彦根城は小高い丘の上にあるため、城からの眺望も見逃せません。つつじの咲く園内を散策しながら、琵琶湖や彦根市街を一望できるのも大きな魅力です。アクセスも良好で、JR彦根駅から徒歩約15分。市内には駐車場も点在しているため、車でも安心して訪れることができます。
城の歴史を感じながら春の自然を楽しめる彦根城は、滋賀でのつつじ観賞に外せないスポットです。
三井寺のつつじ：湖と花の絶景コラボ
三井寺（園城寺）は大津市にある歴史あるお寺で、琵琶湖にほど近い場所に位置しています。春になると境内のあちこちにつつじが咲き、特に多宝塔周辺や長い石段沿いには色鮮やかなピンクや白のつつじが映えます。花越しに琵琶湖を望めるスポットもあり、他では味わえない景色が広がります。
三井寺は桜の名所としても知られていますが、つつじの時期には比較的混雑が少なく、静かに花を楽しむにはぴったりの場所です。寺の荘厳な雰囲気とカラフルなつつじが織りなす景観は、訪れる人の心を穏やかにしてくれます。
また、三井寺はアクセスも良く、京阪電鉄の三井寺駅から徒歩すぐ。車の場合も、大津ICから約15分と便利な立地です。近隣には温泉施設やカフェもあり、花の後のお楽しみも充実。歴史と自然の絶景が楽しめる三井寺は、大人の花見スポットとしてもおすすめです。
石山寺のつつじ：文学と花に包まれる春
紫式部ゆかりの地としても有名な石山寺。春になると境内はつつじで彩られ、古典の世界に迷い込んだような幻想的な雰囲気になります。特に本堂や多宝塔の周辺にはつつじの名所が点在し、見頃となる5月上旬〜中旬には観光客で賑わいます。
石山寺のつつじは種類も豊富で、赤・白・ピンクなどカラーバリエーションも豊か。広い境内を散策しながら、さまざまな景色を楽しめるのも魅力のひとつです。また、寺内の高台からは琵琶湖の眺望も楽しめ、まさに文学と自然のコラボレーションといえるでしょう。
アクセスは京阪石山寺駅から徒歩約10分。駐車場も完備されており、車でも安心です。近くには瀬田川沿いの遊歩道もあり、つつじ観賞の後に川沿いをのんびり散歩するのもおすすめです。自然と文化を同時に味わいたい方にぴったりのスポットです。
山王総本宮 日吉大社のつつじ：パワースポットで癒される
比叡山のふもとに鎮座する日吉大社は、全国にある約3,800の「日吉神社」の総本宮。春になると、広大な境内が色とりどりのつつじに包まれます。特に社殿を囲むように咲くつつじは、朱塗りの建物との対比が美しく、写真映えスポットとしても人気です。
ここはただの観光地ではなく、古くからのパワースポットとしても知られており、花を愛でながら心身ともに癒される特別な空間です。境内はとても広く、参道の途中にもつつじの群生が点在しているため、歩くだけでも四季を感じられる散策コースとなっています。
京阪坂本比叡山口駅から徒歩約10分という好立地も魅力のひとつ。駐車場も完備しており、ファミリーや年配の方でも安心して訪れられます。つつじに癒されながら、心もリセットしたい人にはうってつけの場所です。
奥比叡ドライブウェイのつつじ：車で楽しむ絶景ロード
車で楽しめるつつじスポットをお探しなら、奥比叡ドライブウェイがぴったり。比叡山の中腹を走る全長約15kmの観光道路で、春になると道沿いに咲き誇るつつじがドライブを彩ります。道路の両脇に咲くピンクや赤のつつじはまさに天然のフラワーロード。天気の良い日には琵琶湖や比良山系のパノラマビューも一緒に楽しめます。
途中には展望台や休憩所もあり、車を停めてじっくり景色を楽しむことも可能です。ドライブ好きにはたまらない景観美に加えて、家族連れやカップルにも人気のスポットです。道中にある「比叡山ガーデンミュージアム」も立ち寄り先としておすすめ。ここでも季節の花々とつつじが共演しています。
入場には通行料金がかかりますが、その価値以上の絶景体験が待っています。春の週末は混み合うこともあるので、朝早めの出発が狙い目です。
滋賀のつつじの見頃はいつ？エリア別早見カレンダー
滋賀北部の見頃は5月中旬
滋賀県の北部エリア、例えば長浜市や高島市などは、標高がやや高い地域が多く、春の訪れも南部より少し遅めです。そのため、つつじの見頃も自然と後ろにずれこみ、例年では5月中旬から下旬にかけてが最も美しい時期とされています。
北部では、奥琵琶湖パークウェイや高島市の今津総合運動公園などがつつじの名所として知られており、湖と花の景色を同時に楽しめるのが魅力です。また、周辺の山々でも自生しているつつじが群生しており、ハイキングをしながら自然の花を楽しめるのも北部ならでは。
気温が比較的低いため、つつじの花もちも良く、長い期間観賞できる点も嬉しいポイント。ゴールデンウィーク明けの静かな時期に、ゆったりと訪れるのがおすすめです。混雑を避けたい方や自然を満喫したい方にぴったりのエリアです。
滋賀南部は4月下旬からスタート
滋賀県南部、特に大津市や草津市、守山市周辺では、桜が散るころからつつじが見頃を迎えます。例年では4月下旬から5月上旬にかけてがピークで、ゴールデンウィーク期間中が一番華やかな時期です。
この時期の南部は日差しも強くなり、気温も安定しているため、つつじの開花が一斉に進みます。石山寺、三井寺、彦根城などの有名スポットでは、観光客でにぎわう一方で、早朝などを狙えば静かに観賞することも可能です。
また、南部は交通アクセスがよく、電車や車での移動もスムーズなため、家族連れや年配の方にも人気。公園や神社など、地元民に親しまれる小さなつつじスポットも多く、穴場的な場所を探す楽しみもあります。
気軽に春を感じたい方や、旅行のついでに花を楽しみたい方には、南部エリアの4月下旬がベストタイミングです。
標高が高い場所は開花が遅れる？
つつじの開花時期は、気温や日照時間に大きく左右されます。特に標高が高い山地や高原では、地上よりも気温が低いため、平地より1〜2週間遅れて見頃が訪れるのが一般的です。
滋賀県内でいえば、比叡山や伊吹山の中腹、奥比叡ドライブウェイ沿いなどがその代表例。5月中旬以降にようやくつつじが咲き始め、6月上旬まで楽しめる場合もあります。山の自然とともに楽しめるつつじは、まさに自然派の方におすすめ。
このような標高の高いスポットでは、開花時期の予測が難しいこともありますが、近年はSNSや公式サイトでリアルタイムの開花情報を発信しているところも多いため、事前の情報収集がカギとなります。
涼しい気候の中で、深呼吸しながらつつじを眺められる高地の魅力は、平地とはまた違った特別感があります。
気候による開花のズレに注意
つつじの開花は、毎年ほぼ同じ時期に見られると思われがちですが、実際はその年の気温や天候によって1週間以上前後することも珍しくありません。特に暖冬や寒春など、季節外れの気温が続いた年は、大きくズレが生じます。
たとえば2024年は春先の気温が高かったため、平年よりもつつじの開花が早まりました。その逆で、春が寒かった年は開花が遅れてゴールデンウィークでも満開にならないケースもあります。
また、風の強い日や急な雨が続くと、せっかく咲いた花が早く散ってしまうことも。つつじは比較的花もちが良い花ですが、それでも自然の影響は避けられません。
そのため、見頃を狙うなら最低でも1週間前には天気と気温のチェックをしておくのがベストです。過去の開花データを参考にするだけでなく、最新の情報を確認する習慣が、満開のつつじに出会うカギになります。
見頃を見逃さないための最新情報収集法
つつじの美しい瞬間を逃さないためには、正確で最新の情報を得ることが重要です。今では、多くの観光地や花の名所が公式ホームページやSNSでリアルタイムの開花状況を発信しており、それを活用しない手はありません。
たとえば、石山寺や三井寺、彦根城などの観光施設は、TwitterやInstagramで日々の花の様子を投稿しています。これらをフォローしておくことで、現地に行かなくても開花の進行がわかります。
また、「滋賀 観光協会」などの地域ポータルサイトでは、つつじや季節の花情報を週ごとにまとめて掲載してくれる場合もあり、非常に参考になります。さらに、Googleで「滋賀 つつじ 開花状況」と検索すれば、画像付きで最新投稿を確認できることも。
他にも、天気アプリの「花粉・開花予報」機能や、「ウェザーニュース」の開花マップなども活用すると、かなり精度の高い予測が可能です。便利なデジタルツールを活用して、最高の花のタイミングを逃さず楽しみましょう。
家族で楽しむ滋賀のつつじスポット＆便利な周辺情報
駐車場完備で安心なスポットは？
家族連れのお出かけで気になるのが「駐車場の有無」ですよね。特に子ども連れや高齢のご家族と一緒の場合、できるだけスムーズに現地に到着したいものです。滋賀のつつじ名所の中には、広い駐車場を備えたスポットが多く、家族でも安心して訪れることができます。
たとえば彦根城は周辺に市営の大きな駐車場が複数あり、観光シーズンでも車を停めやすいのが特徴です。また、石山寺も観光客向けの駐車場が整備されており、徒歩数分で境内に入れます。日吉大社は鳥居前に広い駐車場があり、山のふもとにあるとは思えないほどアクセス良好です。
さらに、奥比叡ドライブウェイはドライブしながらの観賞がメインですが、各展望所に駐車スペースがあるため、休憩しながらつつじを楽しむことができます。混雑するゴールデンウィーク中は、朝早めの出発がおすすめです。ナビアプリなどで駐車場の混雑状況を事前にチェックしておくと、さらに安心して出かけられますよ。
ベビーカーOKの場所を紹介
小さなお子さん連れの家族には、「ベビーカーで回れるかどうか」も重要なポイントですよね。滋賀のつつじ名所の中には、バリアフリー対応が進んでおり、ベビーカーでの散策がしやすい場所もたくさんあります。
特におすすめなのが彦根城の玄宮園エリア。広い園内は砂利道も少なく、整備された歩道が多いため、ベビーカーでもスムーズに移動可能です。三井寺は一部階段の多いエリアもありますが、境内の主要ルートはスロープが整備されており、ベビーカーを押しての観光も十分楽しめます。
また、草津市立水生植物公園みずの森では、園内すべてが舗装されていて段差もほぼないため、ベビーカーに最適。つつじ以外にもさまざまな植物が楽しめるため、小さなお子さんと一緒に「見る・感じる」体験ができる点でも人気です。
お出かけ前には公式サイトで「バリアフリー情報」や「園内マップ」をチェックして、ルートを確認しておくとより安心して楽しめます。
近くにある道の駅＆グルメ情報
つつじ観賞のあとは、滋賀の地元グルメや名産品も楽しみたいですよね。家族で行くなら、道の駅や観光施設に併設されたグルメスポットを活用するのが便利で楽しい選択です。
たとえば、道の駅 草津は三井寺や石山寺からのアクセスも良く、新鮮な地元野菜や近江牛を使ったグルメが揃っています。広い休憩スペースやお土産コーナーもあり、ちょっとしたドライブの立ち寄りにもぴったり。
また、彦根方面なら「道の駅 近江母の郷」がオススメ。名物の赤こんにゃくや鮒寿司といった滋賀らしい特産品が並び、フードコートでは近江牛を使ったカレーやうどんなど、子どもも大人も満足できるメニューが揃っています。
高島市周辺では、「道の駅 くつき新本陣」が人気。自然に囲まれた場所にあり、地元産の山菜や自家製おはぎなど、ここならではの味覚が楽しめます。
つつじ＋ご当地グルメの組み合わせで、家族全員が満足する一日を過ごせますよ。
雨の日でも楽しめる周辺施設
春のお出かけは天気に左右されがちですが、もし雨が降ってもがっかりする必要はありません。滋賀には雨でも楽しめる施設が豊富にあり、つつじ観賞と組み合わせることで1日たっぷり遊ぶことができます。
たとえば、彦根市には「夢京橋キャッスルロード」という観光商店街があり、雨でもアーケードで傘いらずに楽しめるお店が並んでいます。つつじ観賞のあとに、食べ歩きやお土産選びをして過ごすのもおすすめ。
また、大津市の「琵琶湖博物館」も家族連れに人気の屋内施設です。琵琶湖の生き物や自然を楽しく学べる展示が豊富で、小さなお子さんも飽きずに過ごせます。近くにはカフェや休憩スペースもあり、ゆったり時間を過ごせるのが魅力。
さらに、長浜市の黒壁スクエアも屋根のある通りが多く、伝統工芸やガラス細工の体験ができるスポットとして人気です。雨の日ならではの静かな風情も味わえます。
雨の日は視点を変えて、屋内でしか味わえない体験を楽しみましょう。
子どもが喜ぶ自然体験スポット
つつじだけでなく、自然とふれあう体験もセットで楽しみたいなら、滋賀は絶好のフィールドです。子どもたちが体を動かしたり自然にふれたりできるスポットが豊富にあるのが魅力です。
たとえば、守山市にある「びわこ地球市民の森」は、自然観察路や広い芝生広場があり、春にはつつじだけでなく野鳥観察や昆虫探しなども楽しめます。遊具も充実しているため、子どもたちが思いっきり体を動かせるスポットです。
高島市の「朽木いきものふれあいの里」では、自然ガイドによる植物観察ツアーや、季節ごとの生き物の観察体験も実施されており、親子で学べるイベントも魅力です。
また、竜王町の「道の駅 竜王かがみの里」近くには、農園体験ができる施設があり、イチゴ狩りや野菜収穫体験といった春限定のアクティビティが楽しめます。花と食のダブル体験で、思い出に残る一日になるでしょう。
家族で出かけるなら、花を見て終わりではなく「一緒に体験する」時間をプラスすることで、より充実した春の思い出になりますよ。
滋賀のつつじ祭り・イベント情報まとめ【2025年版】
彦根つつじ祭りの開催日と見どころ
滋賀県を代表するつつじのイベントのひとつが「彦根つつじ祭り」です。例年5月初旬から中旬にかけて開催され、2025年は5月3日（金・祝）〜5月12日（日）までの開催が予定されています（※詳細は公式サイト要確認）。
場所は彦根城周辺や夢京橋キャッスルロード一帯で、期間中は城の玄宮園に咲き誇るつつじとともに、地元の文化やグルメも楽しめる盛りだくさんの内容となっています。なかでも注目は、つつじライトアップ。夜にはライトに照らされた幻想的な景色が広がり、昼間とは一味違った雰囲気に包まれます。
また、週末には地元の子どもたちによる和太鼓演奏や、ひこにゃんの登場イベントもあり、ファミリーにも大人気。城下町風情あふれる通りで行われる屋台市では、近江牛串や地元スイーツも楽しめます。
歴史ある街並みに咲き誇るつつじと、温かい地元のおもてなしが魅力の彦根つつじ祭り。観光と花見の両方が楽しめる贅沢なイベントです。
地元グルメが楽しめる屋台情報
つつじ祭りの楽しみといえば、やっぱり「屋台グルメ」。彦根や大津、草津などで開催されるつつじ関連イベントでは、地元の味を堪能できる屋台が多数出店します。
特におすすめなのが、彦根つつじ祭りで登場する近江牛の串焼きや近江牛コロッケ。焼きたての香ばしい香りが漂う屋台前には、行列ができることも。ボリュームたっぷりで食べごたえがあり、観光の合間にもぴったりの一品です。
また、草津市で開催される「草津川跡地公園 春の花フェスタ」では、滋賀県産野菜の天ぷらや湖魚（こぎょ）を使った郷土料理も味わえます。スイーツ系では、地元の酒粕を使ったケーキやジェラートも注目。地域限定の味が揃う屋台は、ちょっとした旅行気分を味わえます。
食事スペースや休憩所がしっかり整備されているイベントも多く、小さなお子さん連れでも安心。お花見＋グルメで満足度の高い休日になること間違いなしです。
写真映えするイベントブースとは？
最近のつつじイベントでは、「インスタ映え」を意識したフォトスポットブースが充実しています。2025年の滋賀県内イベントでも、さまざまな仕掛けが用意されている予定です。
彦根つつじ祭りでは、つつじの花を模したフォトウォールや、ひこにゃんと一緒に撮影できるパネルが登場予定。特にライトアップされた夜のフォトブースは、LEDや花飾りで幻想的な雰囲気が演出され、若いカップルやSNS投稿を楽しむ人たちで賑わいます。
大津市の三井寺では、境内に設置される花回廊風のブースが毎年人気。ピンクや白のつつじがトンネル状にアーチを作り、その中を歩きながら撮影できるスポットは、和装との相性も抜群です。
イベント主催者が公式SNSで「#つつじフォトコンテスト」などを行っていることもあるので、写真を撮ったらぜひ投稿してみましょう。素敵な写真が選ばれると、地元の特産品が当たるチャンスもあるかも！
無料で楽しめるイベントも充実
「できればお金をかけずに楽しみたい」という方にも嬉しいのが、滋賀のつつじイベントの多くが無料または低価格で参加できるという点です。
たとえば、彦根つつじ祭りでは、玄宮園の入園料は通常有料ですが、イベント期間中の特定日には無料開放されることがあります。また、日吉大社でも春のつつじ祭りシーズン中は、特設イベントや参拝客向けのガイドツアーが無料で提供されることも。
さらに、草津市の草津川跡地公園では、無料のミニ縁日やフリーマーケットが開かれ、子ども向けの遊びコーナーやバルーンアートなども登場。お財布にやさしく、家族みんなで気軽に楽しめる内容となっています。
こうした無料イベントを事前にチェックしておけば、コストを抑えつつも濃密な春のひとときを過ごすことができますよ。
雨天時の開催可否と最新情報チェック法
春のイベントは天気に大きく左右されます。せっかく予定を立てても、**雨で中止にならないか心配…**という方も多いでしょう。そこで重要なのが、開催可否の確認方法です。
多くのつつじイベントでは、公式サイトやSNSでリアルタイムの情報が発信されています。特にX（旧Twitter）やInstagramのストーリーは、現地の天候や混雑状況も画像付きでわかりやすく掲載されるのでおすすめです。
イベントによっては、小雨決行や屋内代替プランを用意している場合もあります。たとえば、雨天時は出店数が減るだけで、ステージイベントなどは屋根付き広場に移動することも。イベント当日は、朝の時点で最新情報をチェックしてから行動するのがベストです。
また、滋賀県の観光公式アプリや地元ニュースアプリなどを活用すれば、通知機能で変更情報を即座に受け取ることも可能。天候が不安定な春には、こうしたツールがとても役立ちます。
写真好き必見！滋賀のつつじインスタ映えスポット特集
湖を背景にした三井寺のつつじ
三井寺は、歴史ある建造物と自然が調和した景観が魅力の寺院ですが、春のつつじシーズンには琵琶湖を背景にした絶景写真が撮れる穴場スポットとしても注目されています。特におすすめなのが、多宝塔付近の高台から見下ろす構図。つつじのカラフルな花と、遠くに見える湖面が織りなす風景は、まさに絵画のような美しさです。
早朝や夕方には、光の加減で花びらがやさしく照らされ、ドラマティックな写真が撮れること間違いなし。春の澄んだ空気の中、琵琶湖の水面がきらめき、写真全体に清々しさが広がります。
スマートフォンでも十分映える一枚が撮れるため、三脚や一眼レフがなくても大丈夫。構図としては、つつじを前景に、塔や湖を背景に入れることで、奥行きのある印象的な写真になります。観光客が増える前の午前中が特に狙い目です。
朱色の社殿とつつじのコントラスト
色の対比が美しいインスタ映え写真を狙うなら、朱色の社殿とつつじの組み合わせが抜群のフォトスポットがおすすめです。中でも「日吉大社」は、鮮やかな朱色の鳥居や社殿と、赤・ピンク・白のつつじが絶妙なコントラストを生み出す名所です。
特に人気なのが、本殿前の石段と社殿を背景に撮るアングル。花のトンネルのように咲き誇るつつじが、まるで参道を彩る天然の花道のよう。和装や浴衣で訪れると、さらに雰囲気のある写真になります。
晴れの日はもちろん、少し曇った日でも花の色が映えるため、天気を選ばず撮影できるのも魅力。社殿の鮮やかな朱色は写真のアクセントになるため、どんなSNSでも目を引く投稿になります。
撮影の際は、神社の参拝者の邪魔にならないよう注意しながら、マナーを守って楽しみましょう。
早朝がおすすめ！人が少ない時間帯
せっかく素敵な写真を撮るなら、人の少ない時間帯を狙うのが鉄則。特につつじの名所は日中混み合うため、早朝の時間帯（朝7〜9時ごろ）がベストです。
三井寺や彦根城、石山寺などの名所は、開門と同時に訪れることで、観光客が少なく静かな中での撮影が可能になります。朝のやわらかい光が花を優しく照らし、自然なグラデーションのかかった美しい写真が撮れる時間帯です。
また、朝露がついたつつじは、アップで撮るとキラキラと輝き、より幻想的な雰囲気を演出してくれます。スマートフォンのポートレートモードや、ボケ味を活かした構図もこの時間なら簡単に映えます。
場所によっては、早朝は駐車場が無料だったり、イベント前で静かなことも多いので、落ち着いた環境で撮影できるのも魅力。写真好きには断然、朝活がおすすめです。
ドローン撮影ができるエリアは？
上空から一面に広がるつつじを撮影したい方には、ドローン撮影OKなスポットをチェックしておくと便利です。滋賀県内では、すべての場所で自由にドローン撮影ができるわけではなく、事前申請が必要な場所や飛行禁止エリアもあるので注意が必要です。
おすすめは、奥比叡ドライブウェイ周辺。こちらはドローン撮影の事前許可を得れば、一部の展望台や駐車スペースからの撮影が可能です。春のつつじが山肌を彩る様子は、空撮ならではのスケールで表現できます。
また、高島市の広い公園や自然観察スポットでも、許可を取れば撮影可能な場所があります。ただし、混雑するイベント期間中は飛行が制限されることが多いため、事前に市町村や施設の管理者に確認するのがベストです。
ドローンを使った映像や写真は、SNSでも注目度が高く、思い出の記録としても特別な一枚になりますよ。
写真加工アプリ別おすすめ構図
撮った写真をさらに魅力的に見せるには、加工アプリの活用がポイント。つつじの魅力を最大限に引き出す構図と合わせて、以下のようなアプリごとの活用法をチェックしておきましょう。
- Instagram：「Clarity（明瞭度）」と「Saturation（彩度）」を少し上げると、つつじの花びらのディテールが際立ち、鮮やかな印象に。
- Snapseed：セレクティブツールで背景の空を明るくし、花を引き立たせる加工がおすすめ。つつじの色がくすまず自然に映えます。
- VSCO：F2やA6など、少しコントラストの強いフィルターを使えば、つつじの輪郭がシャープになり、シャレた印象に。
- Lightroom：初心者でも使いやすく、色温度やトーンカーブを調整して「ふんわり春らしい雰囲気」に仕上げられます。
構図としては、「つつじを手前にぼかし、背景に風景を入れる」「真上からの俯瞰構図」「つつじの中に立つ人物を中心に配置」などが人気です。花と人、風景をバランスよく組み合わせることで、見る人の心に残る一枚に仕上がります。
まとめ
滋賀県は、春の訪れとともに色とりどりのつつじが咲き誇る、花の名所が豊富なエリアです。
彦根城や三井寺、石山寺といった歴史あるスポットでは、文化と自然が調和した美しい景観が広がり、心癒される時間が過ごせます。また、奥比叡ドライブウェイや高原エリアでは、車でドライブしながらつつじを楽しむという新しい体験も可能です。
見頃は4月下旬から5月下旬と、エリアや標高によって異なるため、事前の情報収集がとても大切。SNSや公式サイトでの開花チェックが、満開のタイミングを逃さないカギになります。
さらに、つつじ祭りや屋台グルメ、フォトスポット、家族連れ向け施設など、花を中心にした楽しみ方は多彩。撮影好きな方も、お子さん連れのファミリーも、誰もが満足できる春のおでかけ先です。
ぜひ今年の春は、滋賀のつつじスポットを巡って、心に残る風景と体験を味わってみてください。
