春から初夏にかけて、滋賀県では色とりどりのバラが咲き誇ります。
今回は2025年に楽しめる、滋賀県内のおすすめバラ園をピックアップしてご紹介します。アクセス方法や見頃の時期、写真映えするスポット、バラグルメやおみやげ情報まで、まるっとまとめてお届け!
バラ好きの方はもちろん、初めて訪れる方にもわかりやすい内容になっています。お出かけの計画に、ぜひ役立ててくださいね。
滋賀のバラ園ってどんなところ?見頃や魅力をやさしく解説
滋賀のバラ園が人気の理由とは?
滋賀県といえば琵琶湖や比叡山が思い浮かびますが、実は春から初夏にかけて、美しいバラが楽しめるスポットがたくさんあることをご存じでしょうか?特に5月中旬から6月上旬にかけては、県内のバラ園がいっせいに花開き、色とりどりの景色が広がります。
滋賀のバラ園が人気の理由は、大きく分けて3つあります。
ひとつめは、「アクセスの良さ」。大津市や草津市など、JR沿線から近い場所にあるバラ園が多く、日帰りでも気軽に楽しめます。二つ目は、「自然との調和」。バラだけでなく、琵琶湖や森、小川といった自然風景の中にあるので、写真を撮るにもぴったりです。そして三つ目は、「季節ごとのイベントや展示が多いこと」。地域ごとに工夫された演出やバラまつりが行われていて、毎年少しずつ違う楽しみ方ができます。
家族でのおでかけはもちろん、友達同士やカップル、一人でのんびりと訪れても十分に癒されるのが、滋賀のバラ園の大きな魅力です。
2025年の見頃カレンダーと気になる開花状況
バラの見頃は気温や天候によって毎年少し変わりますが、滋賀県では例年、5月中旬から6月上旬がピークです。2025年の春は気温がやや高めで推移しており、5月10日頃から早咲きのバラが咲き始める見込みです。
以下は2025年の見頃予想をカレンダーにまとめたものです:
場所 | 開花スタート | 見頃のピーク | 終了目安 |
---|---|---|---|
ローズガーデン中之島 | 5月10日頃 | 5月18日〜6月5日 | 6月中旬 |
びわ湖大津館ガーデン | 5月上旬 | 5月15日〜6月上旬 | 6月中旬 |
水生植物公園みずの森 | 5月中旬 | 5月22日〜6月10日 | 6月中旬 |
ブルーメの丘 | 5月15日頃 | 5月20日〜6月5日 | 6月上旬 |
グリーンプラザからすま | 5月上旬 | 5月15日〜6月初旬 | 6月中旬 |
できるだけ満開のタイミングを狙いたいという方は、5月20日〜6月第1週に訪れるのがベストです。ただし、気象の影響で開花状況は多少前後するため、直前に公式サイトやSNSでの開花情報チェックをおすすめします。
初心者でも楽しめるバラの種類いろいろ
バラというと難しそうに感じるかもしれませんが、滋賀のバラ園では、初心者でも十分に楽しめるように工夫されています。園内には、人気の品種がわかりやすく表示されていて、それぞれの特徴や香りも解説されています。
たとえば、丸みのあるふんわりとした花びらが美しい「イングリッシュローズ」や、香水にも使われる「ダマスクローズ」、淡いピンクがロマンチックな「ピエール・ドゥ・ロンサール」など、見た目も香りもバリエーション豊か。
バラには「四季咲き」と「一季咲き」があり、何度も花を咲かせる種類もあります。名前の由来を知るのも楽しく、「プリンセス・ミチコ」や「グラハム・トーマス」など、有名人にちなんだ名前のバラも多いですよ。
見て・香って・名前を調べて…と、バラ園での過ごし方は自由自在。植物に詳しくなくても、自然と心が和む時間が過ごせます。
バラ園がもっと楽しくなる3つのポイント
せっかくバラ園に行くなら、より楽しむためのコツも知っておきたいところですよね。ここでは、バラ園をもっと味わい尽くすための3つのポイントをご紹介します。
1つ目は「香りを楽しむこと」。バラは見た目だけでなく、香りも魅力のひとつ。特に午前中〜お昼頃は香りが強くなりやすいので、深呼吸して香りを感じてみましょう。
2つ目は「写真をたくさん撮ること」。園によっては、写真映えするフレームやベンチ、アーチなどが設置されています。バラの色合いや構図にこだわって、自分だけの1枚を撮影してみましょう。
そして3つ目は「ゆっくり歩くこと」。バラ園は急いで回るよりも、のんびり歩いて小さな発見を楽しむのがポイント。風に揺れる花や、蜜を吸いに来た蝶など、五感を使って自然とふれあえるのが醍醐味です。
ゆったり過ごせるおすすめの時間帯は?
バラ園に訪れる時間帯によって、見え方や雰囲気が変わります。おすすめは、朝の9時〜11時か夕方の16時以降。朝は花が元気で空気も澄んでいて、比較的人も少ないためゆったり楽しめます。夕方は逆光でバラがやわらかく輝き、写真映えも抜群です。
また、混雑を避けたい方は平日の午前中がねらい目。週末やイベント開催日は人が多くなることがあるので、のんびり楽しみたい方は事前に日程調整しておくと安心です。
気温が上がると花がしおれてくる場合もあるので、やや涼しい時間帯に訪れると、より美しいバラを楽しむことができます。自分のペースで過ごせる時間を選んで、癒しのひとときを味わってくださいね。
滋賀で楽しめるおすすめバラ園5選(2025年版)
ローズガーデン中之島(草津市)
草津市の中心部、烏丸半島にある「ローズガーデン中之島」は、アクセスの良さと開放感が魅力のバラ園です。琵琶湖に囲まれた中洲のような場所にあり、まるで水の上に浮かぶバラ園のような風景が広がります。毎年5月下旬になると、約60種類・1,000株以上のバラが咲き誇り、色とりどりの景観を楽しむことができます。
2025年の見頃は5月15日〜6月上旬と予想されており、例年通り「バラまつり」も開催予定です(※詳細は公式HPをご確認ください)。園内には散策路やベンチがあり、バラに囲まれながらのんびりと過ごせるのが魅力です。
特におすすめなのは、琵琶湖を背景に写真が撮れるスポット。水面に反射するバラの色合いや、青空とのコントラストがとても美しく、写真映え抜群です。駐車場もあり、車でのアクセスも便利。バラの香りに包まれながら、湖畔の風を感じる素敵な時間が過ごせます。
びわ湖大津館イングリッシュガーデン(大津市)
大津市にあるびわ湖大津館の敷地内には、本格的なイングリッシュガーデンが広がっており、バラの名所として知られています。洋館と琵琶湖の景色、そして英国風の庭園が織りなす風景は、まるで絵画のよう。2025年も5月中旬〜6月上旬が見頃とされ、約300種・3,000株以上のバラが咲き乱れます。
園内はエリアごとにテーマがあり、バラだけでなく、季節の宿根草やハーブとの組み合わせが楽しめるのも大きな特徴です。ゆるやかな小道を歩きながら、バラの香りに包まれて散策する時間は、まさに癒しそのもの。
カフェやレストランも併設されており、バラを眺めながらのランチやティータイムもおすすめ。さらに、5月には期間限定で「ローズフェア」が開催され、苗やバラ関連の雑貨も購入できます。駅からのアクセスも良く、公共交通機関で行きやすいのも嬉しいポイントです。
水生植物公園みずの森(草津市)
草津市烏丸半島にある「みずの森」は、水生植物の専門公園として知られていますが、実はバラも楽しめるスポットなんです。特に5月〜6月のバラシーズンには、「スイレン温室」や「ローズガーデン」エリアが見頃を迎え、美しい色合いと甘い香りが園内を包みます。
2025年は、5月下旬〜6月中旬がピークと予想されており、早咲きから遅咲きまで様々な品種が時間差で楽しめます。バラと水生植物の共演は、他のバラ園とは一味違うユニークな魅力があります。
また、園内には観察温室や展望テラスもあり、写真好きにはたまらない構図がたくさん。子ども連れでも飽きずに楽しめる工夫がされており、広々とした芝生エリアや屋内施設も整っているため、急な天候の変化にも安心です。
入園料がリーズナブルなのも魅力で、気軽に立ち寄れる滋賀の穴場的スポット。バラ好きはもちろん、植物全般が好きな方にもおすすめしたい場所です。
ブルーメの丘(蒲生郡日野町)
滋賀県の内陸部にある「ブルーメの丘」は、ドイツ風の建物と花畑が広がる農業公園で、ファミリーに大人気のスポットです。季節ごとにさまざまな花が咲く中、5月〜6月にはバラが主役になります。園内には、色とりどりのバラがアーチや花壇に植えられ、散歩するだけで気分が上がるような空間に。
2025年は5月20日頃〜6月10日がバラの見頃とされ、週末には音楽イベントやクラフト体験も予定されています。バラに囲まれながらのんびり歩くだけでなく、ヤギやウサギと触れ合える動物エリアもあり、子ども連れに特におすすめです。
園内では「バラソフト」などの限定グルメも登場予定で、食と花が両方楽しめるのも魅力。園内は広々としているので、ピクニック気分で1日中ゆっくり過ごせます。自然の中でバラを楽しみたい人にぴったりのスポットです。
グリーンプラザからすま(草津市)
「グリーンプラザからすま」は、道の駅草津の隣にある農業体験施設ですが、実はバラ園も併設されています。規模は大きくないものの、アットホームな雰囲気と手入れの行き届いた花壇が魅力で、バラを間近にゆっくり眺められるのがポイントです。
2025年は5月中旬〜6月初旬が見頃で、地域の人々が協力して育てたバラが、鮮やかに咲き誇ります。売店では地元産の新鮮な野菜や花苗、手作りのお菓子なども購入でき、ほっこりした時間が流れる場所です。
道の駅という立地もあり、ドライブ途中に立ち寄る人も多く、観光ルートに組み込みやすいのが嬉しいところ。敷地内には展望台や体験農園もあるので、花を見た後もいろいろ楽しめますよ。静かにバラを楽しみたい方や、ゆるく花めぐりをしたい方にぴったりの穴場スポットです。
写真も思い出もばっちり!バラ園での楽しみ方と撮影のコツ
バラをきれいに撮る時間帯って?
バラを一番美しく撮影できる時間帯は、朝の9時〜11時ごろと夕方の16時〜17時ごろです。この時間帯は「ゴールデンアワー」と呼ばれ、太陽の光がやわらかく、バラの色や質感が自然に引き立ちます。
特に朝の時間帯は、夜露が残っていたり、花びらがシャキッとしていたりと、瑞々しさが感じられる写真が撮れます。光が真上から当たる昼頃は、影が強く出やすいため、全体が白っぽくなってしまったり、花の立体感が出にくくなったりするので注意が必要です。
また、晴れの日だけでなく、曇りの日も撮影には意外と向いています。雲がフィルターの役割をしてくれるため、色がやわらかく出て、ムラのない仕上がりになります。強い日差しが苦手な方にもおすすめです。
混雑を避けるなら、開園直後がベスト。人が写り込まず、落ち着いて撮影に集中できる時間帯です。ベストショットを狙いたいなら、ぜひ時間にもこだわってみてくださいね。
スマホでもプロっぽく撮れる構図のヒント
最近のスマートフォンのカメラはとても優秀で、ちょっとしたコツを押さえるだけで、まるで一眼レフのような写真が撮れます。まず意識したいのは、「構図」です。
最も簡単で効果的なのが「三分割構図」。画面を縦横に3分割し、バラを交点の部分に配置することで、バランスの取れた写真になります。iPhoneやAndroidのカメラ設定で「グリッド」を表示させれば、構図が一気に決めやすくなりますよ。
また、バラを真正面から撮るだけでなく、少し斜めから、下から見上げるように撮影することで立体感や奥行きが出ます。背景に空や他の花を入れると、画面が華やかになります。
「寄りすぎず、引きすぎず」のバランスも大切です。花一輪をアップで撮るときは、ピントを花の中心に合わせるのがポイント。逆にバラのアーチや広がる花壇を撮るときは、手前に一輪、奥に全体が入るように撮ると、景色に深みが出ます。
スマホでも十分きれいに撮れますので、構図にちょっとだけこだわって、オリジナルの1枚を残してみてくださいね。
バラの色別・おすすめ背景の選び方
バラの魅力は色とりどりの花色にありますよね。実は、色によって似合う背景も違うんです。ちょっとした組み合わせで写真の印象がぐっと変わるので、知っておくと便利です。
例えば、赤いバラは情熱的でインパクトが強いので、背景は青空や木々の緑がぴったり。コントラストがはっきりして、花がより引き立ちます。
白やピンクのバラはやさしい印象なので、淡い空やレンガ壁、ガーデンベンチなど、ナチュラルな背景が相性抜群。特に木漏れ日が差すような場所では、ロマンチックな雰囲気の写真になります。
黄色やオレンジのバラは元気で明るい印象なので、芝生や花壇を背景にした構図がおすすめです。ポップなカラー同士の組み合わせで、元気な1枚が撮れますよ。
また、バラの背後に人や建物が写り込むと雑多に見えてしまうことがあるので、背景を意識的に選ぶだけでも完成度がアップします。少しだけアングルを変えるだけで背景がすっきりすることもあるので、いろいろ試してみてくださいね。
SNSにアップしたくなる加工のアイデア
せっかく撮った写真、SNSにもアップしたくなりますよね。バラの写真はもともと美しいので、大きな加工は必要ありませんが、ちょっとした工夫でより映える投稿になります。
まずおすすめなのが、明るさとコントラストの調整。少し明るくするだけで、花の色がパッと映えて見えます。次に「彩度」をほんの少し上げることで、バラの色味がより鮮やかになります。
最近流行っているのは、ふんわり系のフィルターやノスタルジックな色味。インスタのフィルター「Juno」や「Lark」、またはLightroomアプリで自分だけのプリセットを作るのもおすすめです。
文字入れも効果的。たとえば「2025年5月・バラ園散歩」など、日付や地名を入れると旅の記録としても見やすくなります。ストーリーズではスタンプや音楽を合わせて、楽しい雰囲気を演出するのもアリですね。
投稿の際は「#滋賀バラ園」「#バラのある暮らし」など、共通のハッシュタグをつけることで、同じ趣味の人ともつながりやすくなりますよ。
家族・カップル・ひとり旅それぞれの楽しみ方
バラ園はどんなスタイルでも楽しめる場所です。たとえば家族連れなら、バラを眺めながらピクニックをしたり、子どもと一緒にクイズ形式で品種を探したりするのも面白いです。ブルーメの丘のように動物とのふれあいもあるスポットなら、家族全員で一日中楽しめます。
カップルには、バラのアーチの下で写真を撮ったり、ガーデン内のカフェでゆっくり過ごす時間がおすすめ。香りに包まれた特別な時間は、思い出にも残ります。
ひとり旅で訪れる人も増えていて、カメラ片手にゆっくり花を撮影したり、ベンチで読書をしたりと、自分だけのペースで過ごせるのが魅力です。静かな朝に訪れれば、鳥のさえずりとバラの香りだけが感じられる贅沢な時間が流れます。
誰と行っても、それぞれにぴったりの楽しみ方があるのがバラ園の良いところ。目的や気分に合わせて、自分なりのバラ園時間を楽しんでくださいね。
バラ園で味わえる季節のグルメやおみやげ情報
バラソフトやバラのスイーツを食べてみよう
滋賀県のバラ園では、花を見るだけでなく、バラを使ったグルメも楽しみのひとつです。中でも大人気なのが「バラソフトクリーム」。びわ湖大津館やブルーメの丘、水生植物公園みずの森などでは、季節限定で提供されることが多く、訪れたらぜひ味わってほしい名物です。
バラのソフトクリームは、ほんのりピンク色をしていて見た目もかわいく、香りも上品。クセが強すぎず、ふんわりとした甘さの中にバラの香りが漂う、大人でも楽しめる味わいです。写真に撮るととっても映えるので、SNSでも話題になりやすいですよ。
他にも、バラのゼリーやバラのシフォンケーキ、バラジャムを使ったスイーツが登場するバラ園もあり、季節によっては「バラのアフタヌーンティー」が楽しめるカフェも。花を“見る”だけでなく、“味わう”ことでより記憶に残る体験になります。
お出かけの際は、バラソフトの販売場所や時間を事前に確認しておくとスムーズです。
バラ香る紅茶やコスメなどのおみやげ紹介
見た目も香りも美しいバラは、おみやげとしても大人気。滋賀のバラ園では、バラを使ったオリジナル商品がたくさん販売されています。なかでもおすすめは、ローズティーやローズコスメなど、香りを楽しむ商品たち。
ローズティーは乾燥させたバラの花びらや、ローズヒップがブレンドされていて、見た目にも華やか。味はすっきりしていて、リラックス効果もあるといわれています。バラの香りがほのかに広がり、帰宅後も余韻に浸れるのが魅力です。
また、地元の素材を使ったバラのハンドクリームやリップバーム、石けんなどのコスメ系おみやげも人気。自然派志向の方に特に好評で、自分へのご褒美にもぴったりです。
ラッピングもおしゃれなものが多く、プレゼント用にも最適。旅の思い出に、香りとともに持ち帰ってみてはいかがでしょうか?
園内カフェのおすすめメニューは?
バラ園には、散策の合間にひと休みできるカフェが併設されているところも多く、季節感を感じられるメニューが充実しています。特に人気なのが、「バラをテーマにしたオリジナルメニュー」。
たとえば、びわ湖大津館のカフェでは、ローズティーとケーキのセットがあり、湖を眺めながらのんびりティータイムを楽しめます。ブルーメの丘では、地元食材を使ったガーデンランチや、バラをモチーフにしたスイーツプレートなどが登場することも。
バラの香りを感じながらいただく料理やお茶は、特別感たっぷり。見た目にもこだわった盛り付けがされていることが多く、食べる前に写真を撮りたくなるような華やかさです。
園によっては、季節限定メニューが用意されていたり、テラス席での飲食が可能だったりと、それぞれに魅力があります。訪れる前に、公式サイトやSNSで最新のカフェ情報をチェックしておくと、お楽しみが広がりますよ。
小物や雑貨も見逃せない!売店チェック
園内の売店やギフトショップには、バラをモチーフにした雑貨や手作りアイテムが並んでいて、つい手に取りたくなるものばかり。たとえば、バラ柄のハンカチやタオル、ポストカード、アクセサリーなど、おしゃれで実用的な小物がそろっています。
中でも人気なのが、バラの押し花を使ったしおりやカード。ハンドメイドならではの温かみがあり、旅の思い出にぴったりのアイテムです。さらに、園ごとのオリジナルグッズや限定パッケージの商品もあり、他では手に入らないレア感があります。
地元作家さんによるクラフト作品が販売されていることもあり、アート好きの方にもおすすめ。何かひとつだけでも手にして帰ると、家に帰ってからもその日の記憶がふわっとよみがえります。
ふだん使いできる雑貨から記念になるおみやげまで、売店はぜひチェックしてみてください。
イベント限定のグルメ&ワークショップ情報
バラの季節には、各地のバラ園で期間限定イベントや体験ワークショップが行われています。たとえば、ローズフェアでは、バラを使ったパンやドリンクの販売、香り袋やフラワーアレンジメント作りの体験などが人気です。
2025年も、びわ湖大津館やブルーメの丘、水生植物公園みずの森などで、バラをテーマにしたワークショップが予定されています。バラのリース作りやバラジャム作りなど、親子でも楽しめる内容が充実しており、学びながら楽しめるのがポイント。
また、土日限定でキッチンカーや特設カフェが出店されることもあり、ここでしか食べられないメニューに出会えるチャンス。タイミングが合えば、音楽ライブやフォトコンテストなどのイベントも楽しめます。
イベント情報は園ごとに異なるため、公式HPやSNSをこまめにチェックするのがおすすめ。季節限定ならではのグルメや体験を、旅のプラスαとしてぜひ楽しんでみてくださいね。
行き方と一緒に楽しめるスポットもご紹介
電車や車でのアクセスと駐車場の情報
滋賀県内のバラ園は、電車でも車でもアクセスしやすい場所が多いのが嬉しいポイントです。特に、びわ湖沿いや草津市周辺にあるバラ園は、JR琵琶湖線沿線からバスや徒歩でアクセス可能な施設がほとんど。たとえば、びわ湖大津館はJR大津京駅から徒歩15分ほど、水生植物公園みずの森はJR草津駅からバスで約25分で到着します。
車で訪れる場合も、多くの園に無料または安価な駐車場が用意されており、ドライブがてら気軽に立ち寄れるのが魅力です。特にブルーメの丘など郊外型の施設は、車でのアクセスが便利。ナビで迷いにくいよう、公式サイトで住所や地図をチェックしておくと安心です。
休日やイベント時は駐車場が混み合うことがあるため、早めの時間帯に訪れるのがおすすめです。なお、EV車用の充電スポットがある施設も増えているので、エコドライブ派にも嬉しいですね。
周辺の観光地やカフェとの組み合わせプラン
バラ園の周辺には、一緒に訪れたい観光スポットやおしゃれなカフェもたくさんあります。たとえば、びわ湖大津館の近くには「琵琶湖疏水」「旧竹林院」など、歴史ある庭園や絶景ポイントが充実。大津の街歩きとセットで楽しめます。
草津エリアなら、「草津宿本陣」などの歴史ある町並み散策や、「イオンモール草津」でのショッピングも組み合わせ可能です。湖岸沿いには景色の良いカフェやベーカリーもあり、バラを見たあとのランチやお茶にぴったり。
また、ブルーメの丘を訪れるなら、近くにある「日野町の古民家カフェ」や「日野城跡」など、のんびりした時間を楽しめるスポットもおすすめです。ちょっと足を延ばせば、信楽焼の窯元巡りなどもできますよ。
旅の目的が「花」だけでなく、「観光」や「食」も絡めることで、より満足度の高い一日になります。
日帰りでも満喫できるおすすめルート
滋賀のバラ園は、日帰りでもしっかり楽しめるのが魅力。以下に、日帰りでバラ園+αを満喫できるモデルルートをいくつかご紹介します:
モデルプラン①(大津方面)
- JR大津京駅から徒歩で「びわ湖大津館ガーデン」へ
- ガーデン散策&ローズティーでティータイム
- 琵琶湖疏水の遊歩道を散策
- 湖岸のカフェでランチ or テイクアウトして公園でのんびり
モデルプラン②(草津方面)
- 車またはバスで「水生植物公園みずの森」へ
- バラとスイレンの花を楽しんだ後、「グリーンプラザからすま」へ立ち寄り
- 道の駅で新鮮野菜とおみやげを購入
- 夕方には琵琶湖沿いで夕焼け写真もおすすめ!
モデルプラン③(家族向け)
- 車で「ブルーメの丘」へ
- バラ園を散策したら動物エリアでふれあい体験
- ランチは園内のレストラン or 外の古民家カフェでゆっくり
- お土産にバラソフトや焼き菓子をどうぞ!
どのプランも午前〜午後までで楽しめる内容になっているので、無理なく楽しみたい方にぴったりです。
小さなお子さん連れにも安心の設備紹介
小さなお子さんと一緒にお出かけする場合、「トイレや授乳室があるかな?」「ベビーカーは使える?」などが気になりますよね。滋賀の主要なバラ園では、そういった子連れへの配慮もしっかりされています。
びわ湖大津館、水生植物公園みずの森、ブルーメの丘には、ベビーカー対応のスロープや広いトイレ、授乳室・おむつ替えスペースが完備されている場所がほとんどです。園内の道もバリアフリー化が進んでおり、ベビーカーでも安心して回れます。
また、子どもが飽きないような工夫もたくさん。小さな遊具スペースがある施設や、動物と触れ合えるスポットなど、子どもにとっても楽しい思い出になるはずです。お弁当持参OKの園も多いので、ピクニック気分でのんびり過ごすのもおすすめですよ。
雨の日でも楽しめるポイントもチェック
天気が変わりやすい春〜初夏の時期。「せっかく行くのに雨だったら…」と心配になる方も多いと思います。でも、滋賀のバラ園は雨の日でも意外と楽しめるポイントがたくさんあるんです。
まず、温室や屋根付き通路がある施設(例:水生植物公園みずの森)では、雨に濡れずにお花を楽しむことができます。さらに、雨に濡れたバラはしっとりと艶やかで、普段とは違う美しさが楽しめるのも雨の日ならでは。
写真を撮るなら、水滴のついた花びらをアップで撮ると幻想的な雰囲気になります。人も少なく静かな時間が流れるので、落ち着いて散策したい方には実は穴場の時間帯です。
カフェや売店も充実している施設が多いので、雨の日は屋内でゆっくりお茶を飲みながら過ごすのもおすすめ。天気に左右されにくい施設を選べば、どんな日でもバラの魅力をしっかり味わえますよ。
まとめ:滋賀のバラ園で、今年も心ときめく季節を
2025年も、滋賀には美しいバラが咲き誇る季節がやってきました。
県内には、それぞれに魅力のあるバラ園が点在しており、湖や森といった自然と調和したロケーションが楽しめるのが特徴です。
今回ご紹介したバラ園は、アクセスの良さ・施設の充実度・写真映え・グルメ・お土産など、どこを切り取っても魅力たっぷり。それぞれ違った雰囲気を楽しめるので、何度でも訪れたくなります。
家族や友人、カップルでのお出かけはもちろん、ひとりでのんびりと花に癒されるのもおすすめです。バラの香りに包まれながら、カメラを片手に、特別な季節のひとときを過ごしてみてくださいね。
ぜひこの春〜初夏、あなたも滋賀のバラ園でお気に入りの場所を見つけてみてください。